アイドルを目指す少女はYSP能力者8 【妖怪学園】 (ページ4)

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コマ「っ…」

ジンペイ/マタロウ『…』

椅子に座っているコマを、

ジンペイとマタロウは圧を掛けるように見ていた。

フブキ「何? どうしたの?」

A「い、一体何が……」

マタロウ「…コマ君」

ジンペイ「図書館に居たあの子…誰…?」

ジンペイとマタロウの声のトーンは低かった。

フブキ「あの子…?」

コマ「そっか…見られちゃったんだね…」

マタロウ「コマ君とあの子って、
その…どういう…///」

コマ「…うん、最近仲良くなったっていうか…
…協力してくれてるっていうか…///」

フブキ「えぇ!? コマ君誰かと付き合ってるの!?」

コマ「付き合ってないよ!?」

マタロウ「でも……キスしてたよね…?」

フブキ「えぇぇっ///」

A 「なななっ……キスって……///
コマさん……意外と大胆な一面が
あったんですね……?/// それも図書館で……///」

コマ「き、キスなんかしてないよぉ…///」

フブキ「でも完全に恋はしてるわよね〜♪」

コマ「えっと…僕は…」
《僕…もしかして勘違いされてる…?》

ジンペイ「何で言ってくれなかったんだよ。
これって、コマ君の初恋だろ?」

コマ「いや…だから僕は…」
《Aさんの事が…》

A「初恋……素敵な事ですよコマさん!
ふふっ、コマさんが想いを寄せるぐらいですし……
きっと素敵な女性なんでしょうね?」

コマ「っ…」
《Aさんまで…》

ジンペイ「いや～、めでたい!
俺にもそういう時期あったわ～!
まあ、俺は今…園等先生か100に1人の熟女か…
はたまたAか…っていう究極の選択に
ずっと悩んでるんだけどな?」

フブキ「何先輩づらしちゃってんの。
っていうか、3択は多過ぎるわよ…」
《それに…仮にAを選んだとしても
Aはラント先輩が好きなんだから
ジンペイ君の恋は叶わないんだけどね…?》

マタロウ「詳しく聞かせてよ!
協力するからさ?」

ジンペイ「おう!」

A「コマさん、私も聞きたいです!」

コマ「…」
《Aさんに言われるのが…1番辛いよ…》

ズキッ…

コマは自身の胸から音が聞こえるのを感じていた…。