アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ6)

今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:8,062 hit

(6) ページ6

A「あっ……か、会長っ!」

突然後ろからラントに声を掛けられたAは、

驚いて少し大きな声を出してしまう。

ポルカ「A! それにラントさんも…!
…無事にアルトが見つかりましたわ!」

ポルカはA達に手を振る。

アルト「…っ?!」

突然現れたAとラントにアルトは驚く。

ラント「…そうか。君がアルトだな?」

ゆっくりとアルトに近付く2人だが…。

A「アルトくん、初めまして……!
私は……アルト「うわぁぁぁぁっ!!」え……?」

アルトは体を震わせ、

そのまま姿を消してしまった…。

ポルカ「ア…アルトーーーッ?!」

_____________________

ポルカ「全く…せっかくアルトに会えたのにっ!!
何て事してくれたのよっ…!!」

2人に怒っているポルカ。

A「ご……ごめん……」

ラント「すまない…」

ポルカ「全く…」

A「どうしよう……もう一度探す……?」

ラント「だが、闇雲に探しても見つからないぞ…」

A「じゃあ、どうしたら……」

ラント「…私に考えがある。その為には…

.

.

.

.

.

.

.

.

A、君の力が必要だ」

A「えっ……?」

_____________________

A達は森の中に入り…。

A「あの……会長……。
本当に上手くいくでしょうか……?」

ラント「アルトも音楽好きだと言っていたからな。
君が此処で歌とダンスを披露すれば、
アルトもそれに惹き付けられるのではないか?」

ラントの作戦により、

Aは歌とダンスの準備をしていた…。

A「そんな都合良くいくのかな……」

ラント「どうだ、ポルカ?」

ポルカ「…なかなかいい考えだと思いますわ。
アルトもまた、わたくしと同じように
音楽を愛する人が好きですもの。
…Aの音楽好きをアピール出来れば…
きっとアルトも…」
《そして今離ればなれになっているあの子も…
すぐにAを気に入りそうですわね…》

A「わ、わかりました……」

ポルカ「じゃあA、この前覚えたばかりの
うさぎダンスはどうですの?」

ラント《うさぎダンス…?》

A「えぇっ……でもあれはまだ不完全で……。
歌はもう覚えたけど、ダンスにはまだちょっと……」