アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ46)

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フブキ「そういえばアルト、
遂にAにメダルを渡す気に
なったのね?」

アルト「ぼ…僕にもよくわからないの…。
Aちゃんの力になりたいって思ってたら、
何故かそこからメダルが…」

ポルカの後ろに隠れながらそう話すアルト。

コマ「Aさんを強く思う気持ちが
メダルになって現れたんだね?」

A「アルト……ありがとう!」

Aはアルトをぎゅっと抱きしめた。

アルト「っ……Aちゃん……///」

アルトは思わず頬を染める。

フブキ「あら?もしかしてアルトもAの事…」

ジンペイ「あっ、ズルいぞアルト!
俺ももっとAにくっつく～!」

ジンペイは再びAにくっつこうとする。

アルト「う…うわぁぁぁぁっ!!」

アルトは驚いてAから離れ、

再びポルカの後ろに隠れる。

ポルカ「こらーーーっ!!
弟を怖がらせるなっ!!ですわっ!!」

ポルカは長い耳でジンペイをポカポカ叩く。

ジンペイ「いてててっ! やめろよポルカ!」

マタロウ「今のはジンペイ君が悪いよ…」

コマ「うん、そうだね…。
アルトはまだ僕達には慣れてないんだから…」

A「まあまあポルカ、落ち着いて?」
《こんな私を皆心配してくれた……。
私、やっぱりYSPクラブに入って良かった……。
ジンペイさん達に出会っていなければ、
私は今も孤独なままだったと思うから……》

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須波「あはははっ!
ものすごいモグラ怪獣の映像が撮れてしまった!」

徳田「これは学園中を揺るがす
大スクープ映像ですね!」

夕方になり、Yタイムズの2人は

ビデオで撮影した映像を嬉しそうに見ながら

歩いていた。

すると…。

?「…」

2人とすれ違った謎の少女の瞳が赤く光り…。

徳田「…あれ?何の話でしたっけ?」

須波「えっと…ガッコウガーYが現れて…」

徳田「他にも何かがあったような…」

須波「…そうだビデオッ!
ビデオにはバッチリ…

…何も撮れてない…」

徳田「そんな…」

撮影したはずの映像は、何故か真っ黒だった…。

?「…ふふっ♪」

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マタロウ《新たなトワイライト7のメダルは
ゲットしたけど、学園内には不穏な空気が…。
そして、僕達YSPクラブには…
また次の事件が迫っていたんだ…》