アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ30)

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巨大ロボこそ青春だ! (1) ページ30

～YSPクラブ部室～

コマ「ガッコウガーY直ったんですか?」

この日、YSPクラブの部室には

園等先生が訪れてきていた。

メラ「あのロボットか。修理だいぶ掛かったな」

フブキ「それでも早かった方でしょ。
【巨大メテオ】を破壊して、【怪獣】とも戦って、
相当ダメージを受けたんだから」

園等「それで、学園長が近々試験運転をするから、
また貴方達に操縦をお願いしたいって」

ジンペイ「マジっすか!」

マタロウ「巨大ロボガッコウガーYのパイロット、
再び…」

ジンペイ/マタロウ『キタ―――!!』

ジンペイとマタロウのテンションが上がる。

そんな中…。

A「……あの時のロボット……。
ガッコウガーYって名前だったんだ……」

ジ/コ/マ/フ/メ『えっ!?』

何気なく言ったAの一言に、

ジンペイ達はとても驚いていた…。

コマ「Aさん、ガッコウガーYの事
知ってたの!?」

ジンペイ「そういえばAはその時まだ
俺達の仲間になる前だったよな?」

A「確かに私はまだYSPクラブに
加入する前でしたけど……。
皆さんの戦いは私も見ていましたよ?
全部ではありませんが……」

ジ/コ/マ/フ/メ『えぇぇぇぇっ!?』

マタロウ「でも、あの時他の生徒達は
全員地下へ避難したはず…。
なのにどうしてAさんが…」

A「実はあの日、私もポルカも
運悪く逃げ遅れてしまって……。
地下に辿り着けなかったんです……」

コマ「そうだったんだ…」

A「マタロウさんがエマさんを守る為に
あの怨霊に立ち向かっていくところも……」

フブキ「それも見てたの!?」

マタロウ「は、恥ずかしい…///」

A「あの時のマタロウさん、
凄くかっこよかったです……!」

マタロウ「そ、そう? ありがとうAさん…///」

ジンペイ「くっそ～! あの時身動き取れてたら、
Aに褒められてたのは
俺だったかもしれないのにぃ～!」

コマ「そっち～!?」
《ジンペイ君の気持ち、わかるなぁ…。
だって僕も羨ましいって思うもん…。
でも、以前Aさんは僕の落語を褒めてくれた…》

メラ「兄貴…」
《まあ、俺も美月になら褒められても
悪い気はしねぇけどな…》