アイドルを目指す少女はYSP能力者5 【妖怪学園】 (ページ11)

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～YSPクラブ部室～

フブキ「というわけで…ぱんぱかぱーん!
遂にAのファンクラブが結成されました～♪」

小さなくす玉を割り、ジンペイ達に

Aのファンクラブ結成を知らせるフブキ。

ジンペイ「おぉっ! やっと出来たんだな?」

コマ「やったね!」

フブキ「ジンペイ君達も入りたいって
言ってたわよね?」

ジンペイ「あったりまえだ!
会員番号1番は俺がいただくぜ!」

フブキ「残念だけど、会長番号1番は
私がいただきました♪」

そう言ってフブキは、会員証を見せる。

そこには会員番号1番と書かれていた。

マタロウ「いつの間に!?」

ジンペイ「ずるいぞフブキ!」

フブキ「会員番号4番からならOKよ!」

コマ「2番と3番は…?」

フブキ「2番は副会長が取ってるのよね。
3番は…ちょっと言えないけど…」

マタロウ「副会長…?」

?「はい、あたしが副会長です!」

するとそこにやってきたのは、

オレンジ色の髪をしたツインテールの女子だった。

フブキ「紹介するわ。この子は花園サキちゃん!
Aのファンクラブを結成するって言ったら、
自ら副会長をやりたいって名乗り出てくれたの!」

サキ「初めまして! 花園サキです!」

元気よく挨拶するサキ。

ジンペイ「おう、よろしくなサキ!」

コマ/マタロウ『よろしく!』

サキ「あたしもAちゃんの大ファンなの!
だから、ようやくファンクラブが出来て
あたしも嬉しくて…!」

マタロウ「うんうん、わかるよ!
Aさんの歌とダンスは
皆を笑顔にする力があるもんね♪」

フブキ「ファンクラブの会長は
私がやる事になったんだけど、
YSPクラブの活動も放棄は出来ないのよね…」

サキ「任せてフブキちゃん!
その間はあたしがばっちりクラブを管理するから!」

フブキ「本当?ありがとうサキちゃん!
…じゃあ、早速初仕事よ!」

サキ「初仕事…?」