アイドルを目指す少女はYSP能力者10 【妖怪学園】 (ページ41)

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マタロウ「お、怨霊が現れた!」

フブキ「どうやらヨコキンは、怨霊に取り込まれてしまったようね…」

A「えっ?!」

メダツ「このロシアの目立ち王…
メダツコトスキー様より目立ってる奴は許さニャーダ!」

メダツコトスキーは特徴的な語尾でそう言うと、

次々と生徒達に襲いかかる。

A「ジンペイさん、とりあえず手を離して下さい……」

ジンペイ「ん? あぁ、すまん…」

ジンペイはそれまでAの目を隠していた手を離す。

A「……こうなったら私が……!」

そう言うとAはアルトの召喚メダルを取り出し…。

A「アルト、力を貸して…!」

ウォッチにセットすると、アルトを召喚する。

アルト「アルトなの…」

A「変身っ!!」

そして変身メダルをセットして、テクノガールに変身した。

テクノ「テクノガール、テクノにいっちゃうよ?」

メダツ「俺より目立って～る! 許さニャーダ!」

メダツコトスキーは悔しそうに腕をぶんぶん振り回している。

テクノ「メダツコトスキー!
貴方には目立つ隙も与えずに倒してやるわ!
覚悟しなさい! 一撃で決めるわよ!」

マタロウ「えぇっ!? もうトドメ?!」

テクノガールはコマンドメダルをセットする。

テクノ「エレクトリック・カルマート!!」

テクノガールはキーボードを弾きながら

静かな声で歌い始めると、キーボードから

水色のビームが放たれる。

メダツコトスキーはテクノガールの攻撃を受けると、

そのまま落下して地面に直撃した。

テクノ「ふぅ…」

フブキ「私達が変身するまでもなかったわね」

ジンペイ達も倒れているメダツコトスキーを見る。

すると、倒したはずのメダツコトスキーの目尻が震え…。

テクノ「っ…?!」

ジ/コ/マ/フ「あっ!!」

テクノガールの体を鷲掴みする。

テクノ「っ…うそ…でしょ…」

メダツ「フッフッフ…!」

メダツコトスキーはテクノガールの体を締め上げ…。

テクノ「っ…ぐっ…」

メダツ「ダ～ニャニャニャ! スパシーバ!」

そしてテクノガールを投げ飛ばす。

テクノガールはそのまま地面に叩き付けられる。