(4) ページ6
コマ「しーっ! Aさんが起きちゃうよ…」
ジンペイ/マタロウ『あ…』
いつの間にか声のボリュームが上がっていたジンペイとマタロウだが、
コマに言われて慌てて小声で話すようにする。
ソプラ「…賑やかな子達ね?」
アルト「う、うん…」
ポルカ「でもAは本当に人見知りが激しくて、
ジンペイさん達と出会うまでは
わたくし以外に話す相手が居なかったし、
今のAはとても幸せ者だと思いますわ。
以前の学校ではお友達って呼べる人すら
居なくて孤独だったんですもの…」
ジンペイ「確かに最初そう言ってたよな。
でも俺達が居る限り、Aは
絶対に孤独になんかさせないぞ?」
コマ「うんうん」
マタロウ「ソプラはもうAさんの歌は聞いた?
あと、ダンスも」
ソプラ「いいえ、まだよ。だってAたんとは
ついさっき知り合ったばかりだもん。
アイドルになるっていう夢がある事は
さっきアル兄から聞いたけどね?」
マタロウ「それならAさんが元気になったら
聞かせてもらいなよ! Aさんの歌声は凄く綺麗で、
周りも皆魅了されるんだ」
コマ「あと、ダンスも凄く上手なんだ。
ソプラもびっくりすると思う!」
ソプラ「あら、それは楽しみね?
あたしも早く見てみたいわ♪」
アルト「ソプラちゃん…まずは
Aちゃんが元気になるのが先なの…」
ソプラ「ふふっ、わかってるって!」
ジンペイ達が盛り上がっていると…。
フブキ「お待たせ!」
少し遅れてAの鞄を持って戻って来たフブキ。
ポルカ「おかえりなさいフブキさん」
ジンペイ「A、帰るぞ?」
ジンペイは再びAの体をお姫様抱っこで抱え、
コマ達と共に保健室を後にする。
_____________________
A「はぁ……はぁ……」
ジンペイ達は宿舎にあるAの部屋へやって来るも、
Aは未だに苦しそうにしている…。
フブキ「A…まだ苦しそうね…」
マタロウ「この状態じゃ明日も行くのは
難しいんじゃないかな…」
コマ「とにかく、ゆっくり休ませてあげよう…?」
ジンペイ「そうだな…。
A…ゆっくり休んで早く良くなれよ…?」
ジンペイ達はAの部屋を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「愛され」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
