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A「ただいまー!」
Aは合鍵を使ってドアを開け、リビングに向かう。
A母「Zzz…」
帰って来ると、Aの母はソファで眠っていた。
A「ママ……寝てる……。
疲れてるのかな……?」
Aは一旦自分の部屋に戻り、荷物を置きに行く。
ソプラ「へぇ…Aたんのお部屋可愛いっ!」
アルト「女の子らしい内装なの!」
Aの部屋に初めて入るアルトとソプラは、
目をキラキラ輝かせていた。
A「この部屋で、初めてポルカに出会ったの」
ポルカ「そうでしたわね」
A「思い出すなぁ……。
初めて受けたオーディションで落選して、
ショックを受けて泣いていた私の前に
突然ポルカが現れて……」
ポルカ「最初はただ見守るつもりだったんですけど、
どうしても我慢出来なくなって…」
アルト「姉さんらしいの」
ソプラ「でもさぁ、こ〜んな可愛いAたんが
不合格だなんて! その事務所の人達の目は
きっと節穴なのねっ! 許せないわっ!」
ソプラはプンプン怒っている。
A「違うのソプラ。私がいけないんだよ。
あの時、緊張しちゃって上手く歌えなかったから……」
ポルカ「2次審査で落ちてしまったんですわよね…」
A「うん……」
アルト「って事は、1次審査は通過したって事?」
A「まあ、1次の書類審査なら何とかね……」
アルト「それだけでも凄いと思うの…」
ソプラ「Aたん…もうオーディションは受けないの…?」
A「確かに、夢を叶える為には
もう1度オーディション受けなきゃだよね……。
でも……」
ポルカ「確かにあの時は落ちてしまったかもしれないけど、
今の貴方なら良い線いくと思いますわよ?」
A「そ、そう……?」
ポルカ「えぇ、あの頃のAは
誰かに話し掛けられる度に逃げてたけど…
ジンペイさん達に出会って貴方は変わりましたわ!
もちろん、良い意味でね?」
A「ポルカ……」
ポルカ「わたくしが前に話した心から友達って呼べる人、
夢を支えてくれる友達が今の貴方にはちゃんと居る。
ファンまで出来て、積極的に人と話せるようになった。
相変わらず人前に立つと緊張はしてしまうみたいだけど…。
貴方の夢を応援しているのは、今となっては
わたくしとお母様だけではありませんわ!」
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
