アイドルを目指す少女はYSP能力者13 【妖怪学園】

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A「会長……」







ラント「度々すまないな。
姫川さんと約束していたというのに…」






A「いえ、フブキさんもわかって下さったので」
《っていうか、フブキさんの方から
後押ししてくれた……。
やっぱり私、フブキさんのような親友が出来て
本当に幸せだなぁ。前の学校では、親友どころか
友達って呼べる人すら居なかったのに……》








ラント「そうか、それならいいが」







やがて、ラントはソプラに視線を向け…。







ラント「…ポルカが前に言っていた妹とは、
君の事か?」







ソプラ「えぇ、あたしはソプラ!
ポル姉とアル兄の妹よ?」






ラント「そうか、という事は…」






アルト「うん、僕達3人皆揃ったの!」







ポルカ「えぇ」






ラント「良かったな。無事に会えて」





ラントはポルカとアルトの頭を同時に撫でる。





アルト「うん!」







ポルカ「お陰様で」







そしてラントは再びソプラに視線を向ける。







ラント「霧隠ラントだ。
このY学園の生徒会長で、Aの友人でもある。
よろしく頼む、ソプラ」








そう言ってラントは手を差し出す。







ソプラ「ふふっ、話は聞いているわ!
こちらこそよろしくね? ラント君!」








ソプラは小さな手でラントと握手を交わしたのだった。









A《友人……か……。
ははっ……まあ、そうだよね……。
会長にはクマ子さんが居るんだから……》









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A「あれ……? こんなとこに
モグモグバーガーなんてあったっけ?」







電車を降り、駅から出た先で見つけたのは

モグモグバーガーだった。







ポルカ「確かに、前に来た時はありませんでしたわよね?」







A「あっ……しかも新しく
アッカンベーカリーまでオープンしてる!」






少し歩いた先では、アッカンベーカリーも。






A「限定メロンパンが美味しいって、
前に聞いた事があるな。1日30個限定みたいだけど」






ソプラ「へぇ…あたしも食べてみたいわ!」






アルト「限定メロンパン…確かに僕も気になるの!」






ポルカ「でも、1日30個限定なら今日はもう買えないのでは?」







A「うん、そうだね。また今度来てみよう?」






A達は実家へ帰る為のバスに乗る停留所まで向かう。






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※原作にもワイワイ学園生活にも、ケータ編に出てくる
アッカンベーカリーというパン屋さんは
登場しませんでしたが、こちらでは
アッカンベーカリーは存在するという事になっています。

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