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A「元気出して下さいジンペイさん。
また新学期にお会い致しましょう……?」
そう言ってAはジンペイに手を差し出す。
ジンペイ「うっ…うぅっ…」
ジンペイは涙ぐみながらAと握手する。
A「では、私はこれで。
コマさんもマタロウさんも良い夏休みを!」
Aはジンペイ達に笑顔を向けながら、
手を振って去っていった。
マタロウ「Aさんまで帰っちゃうなんて…」
コマ「結局…この寮に残ったのは僕達3人だけ…?」
マタロウ「さ…寂しい…うぅっ…Aさんっ…」
コマもマタロウもAが居なくなった事により、
かなり落ち込んでいる…。
ジンペイ「あ〜あ、夏休み中はAと
あんな事やこんな事したかったのにな〜…」
マタロウ「ジンペイ君…さてはよからぬ事を考えてたね…?」
コマ「そ、そういう意味ではAさんは命拾いしたね…。
僕もAさんと一緒に過ごしたかったから、
ジンペイ君の気持ちはわかるけど…」
ジンペイ「くっそ〜! こうなったら、残された者同士
たくましく生きるぞ! そして、たくましくなった俺達を
Aにも見てもらうんだ!」
コマ「そうだね! せっかくの夏休みなんだから満喫しよう!」
《たくましくなった僕を見たら、
Aさんも見直してくれるかな…?
そうしたら、新学期にもう一度告白してみるのもいいかも…》
マタロウ「でも、何するの…?」
ジンペイ「たくましく生きるといえば…キャンプだ!」
マタロウ「えぇ…わざわざ過酷な生活しなくても…」
?「何? キャンプ行くの?」
背後から声を掛けられ、振り返ってみると…。
マタロウ「ク…クウカ先輩! ///」
クウカの姿を見たマタロウは、目がハートになる。
クウカ「私も一緒に行っていい?」
マタロウ「えぇっ!?」
クウカ「ダメ…?」
マタロウ「ダメじゃないっ! 行きましょ〜!」
ジンペイ「えっ、でも…」
マタロウ「やっぱ夏はキャンプだよねー! ///」
クウカ「…あれ? Aちゃんは…?」
コマ「Aさんは…実家に帰りました…」
クウカ「そう…それは残念ね…。
Aちゃんとも一緒に行きたかったんだけど…」
《って事は…Aちゃんには新学期まで会えない…。
ウチがクマ子だって気付いてもらえる
チャンスだと思ったんだけどな…》
クウカはとても残念そうに俯く。
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
