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A「……会長……」
「霧隠…」
いつの間にか教室に戻って来ていたラントが、
男子生徒達の仲裁に入っていた。
ラント「本当に彼女のファンならば、
まず…彼女を困らせるような事はしてはならない」
「そ、そうだな…」
「ごめん…Aちゃん…」
A「い、いえ……気になさらないで下さい!
そのっ……私を応援して下さっている皆さんの事、
私もとても大切に思っています!
それだけは、忘れないで欲しいです」
「うん、わかったよAちゃん。ありがとう!」
「だから…これからもAちゃんのファンでいてもいいかな?」
A「ふふっ、もちろんです!」
Aの笑顔を見た男子生徒達は、Aにメロメロになった。
A「会長、ありがとうございます」
ラント「気にするな。ところで、何故お前が此処に?」
A「……会長に……会いに来ました……///」
頬を染めつつ、ラントを見つめながらそう話す。
ラント「私に…?」
A「……大したお話ではないのですが……///」
ラント「いいだろう。とりあえず場所を移そう」
A「はい、ありがとうございます……///」
_____________________
〜屋上〜
ラント「熱…下がったんだな?」
A「……! 何故それを……」
ラント「あの後アルトが無事に見つかったかどうか
私も気になったからな。
昨日YSPクラブの部室に行ったらお前は居なくて、
寺刃達から雨に打たれて
熱を出して倒れたと聞いたぞ」
A「そ、そうですか……。
その……一昨日はすみませんでした……。
いくら緊急事態だったとはいえ、
クウカさんへの学校案内を全て会長にお任せしてしまって……」
ラント「気にするな。それより、アルトは見つかったのか?」
A「はい、かなり時間が掛かってしまいましたが……
無事に見つけられました!
それに、ポルカとも仲直り出来ましたし……」
ラント「そうか。それなら良かった。
全く…熱を出して倒れるまで探すとは、
相変わらずお前は無茶をするな…」
A「す、すみません……。
まあ、結局アルトを見つけたのは
私じゃなかったんですけどね?」
ラント「どういう事だ?」
A「……実は、会長に紹介したい子が居るんです」
ラント「私に…?」
A「はい、それは……」
.
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クウカ「ラント君! 此処に居たのね?」
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あずさ - あ、アニメでこんな話あったな！じゃなくて、こんな事あったな！です (2022年7月13日 22時) (
レス) id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - 作品を1から読みました。アイドルを目指して頑張る夢ちゃん。1話1話アニメでこんな話あったな！と当時を思い出しながら楽しく読んでいきました。とても読みやすい文章です！。(文章おかしくてすいません)これからも更新応援しています！ (2022年7月13日 22時) (レス) @page5 id: 28341cd9b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/
作成日時：2022年7月12日 2時
