アイドルを目指す少女はYSP能力者7 【妖怪学園】 (ページ10)

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ジンペイ「それはどうかな〜?」

ジンペイは口笛を吹いて誤魔化す。

早押「ふ〜ん…まあ、いいでしょう。
最終ステージ、第1問!」

ででん♪

早押「そのYSPウォッチは…
どうしたら手に入るのでしょうか?」

ピンポン!

真っ先にジンペイがボタンを押した。

ジンペイ「園等先生から貰える」

早押「正解!」

ピンポンピンポーン!

ラント「…」

ラントは静かに拍手していた。

フブキ「ちょっとジンペイ君!
こんな大勢の前で自分から
ウォッチの秘密バラすなんて!」

ジンペイ「これ位なら大丈夫だろ」

早押「では、第2問!」

ででん♪

早押「ズバり…そのYSPウォッチを持っている
【選ばれし生徒】の名前は?」

フブキ「何その問題!」

フブキは早押を睨む。

ピンポン!

次はラントが押した。

ラント「寺刃ジンペイ、美月A、小間サン太夫、
姫川フブキ、雷堂メラ、九尾リュウスケ」

早押「せっ…正解!」

ピンポンピンポーン!

メラ「霧隠の奴…知ったいたというのか…」

A《そっか。あの日Yサークルであった事……
他の皆は記憶を消されてしまっているから
覚えていないんだった……。
あの時ポルカが守ってくれたとはいえ、
私だけが覚えているって……何だか複雑……。
そういえば会長はあの時、会長が持っていた
あのウォッチ……確か……
エイリアンウォッチだっけ……?
そのウォッチのおかげで会長も
記憶を消されなかったのかな……?》

早押「寺刃く〜ん、やっぱりそのウォッチは…」

早押はジンペイに近付く。

ジンペイ「いやぁ…何というか…
そう、たまたまですよ〜! たまたま～!」

マタロウ「それ僕のセリフ!」

早押「まあ、いいでしょう。
YSPウォッチの持ち主もわかった所で…
それでは、最終問題です!」

ででん♪

早押「そのYSPウォッチを作ったのは、
何処の誰でしょうか?」

マタロウ「えっ!?」

フブキ「そういえば…」

コマ「聞いた事ないかも…」

A「た、確かに……」

ジンペイ《園等先生がくれたけど、
作ったのも先生…? いや…》

ジンペイはかなり悩んでいた…。

ラント《どうやら本当に知らないようだ…》