アイドルを目指す少女はYSP能力者7 【妖怪学園】 (ページ9)

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フブキ「モモ何やってるんだろ?」

ステージの下に居たフブキ達も

モモを見つけ…。

モモ「もひょ!? べっ…別に、モモが答えを
教えていたわけじゃないですねぃ…」

咄嗟にスマホを隠すモモ。

フブキ「モモを使ってカンニング!?」

コマ/メラ『えぇ…』

A「ジンペイさん……それは反則ですよ……」

ジンペイ「あ〜ん? 何の事かなぁ〜?」

モモ「俺は天才だ〜」

シラをきるジンペイとモモ。

モモ「100万円とったら、大好物のチーズ
いっぱい買ってくれる約束ですねぃ」
(いや、君…そんなんだから
ネズミと間違われるんじゃ…。 by. 作者)

フブキ「買収までしてる!」

ジンペイ「あぁ、そうさ!
俺は正直…100万円が欲しい!」

マタロウ「開き直ったーーー!」

A「ジンペイさんったら……。
そこは自慢げに言うとこじゃないですよ……」

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早押「では、決勝問題に参りましょう!」

A「どっちを応援したらいいんだろう……」

フブキ「あら、Aは当然ラント先輩を
応援するのかと思ったけど…」

コマ達には聞こえないよう、小声で

Aに話すフブキ。

A「もちろん、会長の事は応援したいです。
でも……ジンペイさんが負けるところも
見たくないような……。
まあ、カンニングは良くないですが……」

Aもフブキにだけ本音を打ち明ける。

フブキ「Aらしいわね…。
だったら、どっちも応援しましょう?」

A「は、はい……!」

早押「クイズのテーマは…Y学園最大の噂、

.

【YSPウォッチ】について…」

ジンペイ「えっ?」

YSPウォッチを知らない他の生徒達は

ざわつき始める。

早押「YSPウォッチを知らない
皆さんにご説明しましょう。
それはこの学園でも、【選ばれし生徒のみ】が
身につける事を許された不思議な力を持つ腕時計。
その力で数々の学園に纏わる謎を解いて来たのです」

やがて早押はジンペイに視線を向け…。

早押「寺刃君が身に付けているそれ、
もしかして…噂のウォッチだったりして?」