アイドルを目指す少女はYSP能力者7 【妖怪学園】 (ページ31)

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ブルポン「ムン」

すると、突然ブルポンが何かを感じ取った。

ジンペイ「どうした?」

ブルポン「ムゥゥゥン!」

ブルポンは体をうねらせ、

そのまま何処かに飛んでいった。

ジンペイ「あ、逃げた!」

コマ「追い掛けよう!」

ジンペイ「よっしゃ!」

ジンペイは制服の腕の裾を捲り、

コマ達と共にブルポンを追い掛けていった。

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ミスト「タァァァッ!!」

一方その頃、ミストシャドウとナユによる

攻防戦が未だに続いていた…。

A「会長っ……。
わ、私も戦わなきゃ……」

Aはチューニングガールの変身メダルを

セットしようとするが…。

クマ子「ダメよ」

クマ子に止められる。

A「どうして……?」

クマ子「危険過ぎる…」

A「で、でも……」

クマ子「さっきAちゃんはウチを助けてくれた…。
今度はウチがAちゃんを守る…!」

そう言ってクマ子は再びAを抱きしめる。

ミスト「どうしたエイリアン。その程度か?」

ナユ「フッフッフッ…イェーイ♪」

ミスト「くっ…」

.

.

.

.

ジンペイ「何だあれ?」

するとそこに、ブルポンを追い掛けながら

現れたジンペイ達。

マタロウ「風紀委員長が何かと戦っている!」

フブキ「倒れているのは学園ポリス!?」

メラ「アイツ誰だ!?」

コマ「何か宇宙人っぽくない?」

マタロウ「つまりこれって… 風紀委員長の
来星さんが、宇宙人っぽい変な奴に
襲われてるって事か!」

ジンペイ「だったら…風紀委員長を守らなきゃな!」

ジンペイ/コマ/フブキ/メラ『変身っ!!』

4人はそれぞれの妖怪HEROに変身すると…。

ナユ「…!」

紅丸「そこまでだ! 宇宙人とやら!」

ナユを守るように立ち塞がる。

ミスト「貴様ら…!」

紅丸「幼気な少女を襲うなど、
不届き千万・笑止千万・今日この頃!」

ミスト「クッ…誤解だ! 宇宙人は向こうの方だ!!」

そう言ってミストシャドウはナユに指差すが…。

獅子王「見苦しい言い逃れ!
ますます怒りが込み上げてくる!」

ナユ「ふふっ」