アイドルを目指す少女はYSP能力者7 【妖怪学園】 (ページ30)

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ナユ「エイリアン? 何の事かしら?」

ラント「とぼけても無駄だ!
お前が使った力は、過去に見た事がある!」

A「会長……何言って……」

ラント「お前が使った力は、あの日
アイツが使った力と同じもの…。
すなわち、お前がエイリアンだという証拠だ!」

そう言ってラントは足元にあった石を

ナユに向けて蹴り飛ばした。

しかしその石はナユに当たる事はなく、

人差し指を掲げて宙に浮かせていた。

ナユ「ふ～ん…それじゃ…」

ナユはそのまま石を粉々にした。

ナユ「消えてもらうしかないね。バァン♪」

ラント「その言葉、そっくり返してやろう!」

ラントはエイリアンウォッチにメダルをセットする。

ラント「変身っ!!」

そしてラントはミストシャドウへと変身した。

ミスト「ミストシャドウ!!」

A《会長の変身……久々に見た……。
やっぱり……妖怪や怨霊の力を借りずに
変身出来ちゃうなんて凄い……》

ミスト「余所者には…消えてもらう!」

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ーその頃、ジンペイ達は…。

フブキ《A…遅いわね…。
まさか何かあったわけじゃ…》

Aがなかなか来ない事を心配しつつも、

2つ目のYサークルに辿り着いていた。

ジンペイはトワイライト7のメダルを

全ての凹みに嵌める。

すると第1のYサークルと同様、

メダルを入れた枠の周りが光り出し、

7つの線を描くと円の周りも光り出し、

扉が開いた。

ジンペイ「おぉ! これが!」

マタロウ「2番目のYサークル!」

すると、トンガリの天辺が光り出す…。

その光はジンペイ達の元へ向かい、

そのまま消えた…。

?「ブルポン!」

フブキ「これが次の封印妖怪…?」

ジンペイ「スライムじゃねぇか!」

ブルポン「僕、悪いブルポンじゃないよ?」

マタロウ「出たー! スライムのセリフの定番!」

ジンペイ「悪くないという証拠は?」

そう言ってジンペイはブルポンをジト目で見つめる。

ブルポン「うっ…」

マタロウ「そこ、疑うとこ!?」