アイドルを目指す少女はYSP能力者7 【妖怪学園】 (ページ24)

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フトッチョはイケメンを好きになってはダメですか? (1) ページ24

?「あれが…欲しいのである…」

怪しげに呟いている謎のソイツは、

下から地球を見つめていた…。

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ーY研のメンバーはパネル式のキーボードを

操作していた。

博野「データは十分に揃ってきています。
間もなくですね」

クマ子の右隣には、同じY研の博野ハルキの姿。

クマ子「うん、エイリアンウォッチとYSPウォッチは
まだ途中過程。此処からその両方の力を兼ね備えた
【最強のウォッチ】を完成させねばならない」

博野「これが完成すれば…クマ子さんの
悲願が叶いますね」

クマ子「ウチの…いえ、ラント君の悲願。
人間の社会に溶け込み、世界を侵食する
エイリアンを地球から追い出す。
これ以上、犠牲者を出さない為にも…!」

?「その通りよ」

クマ子「園等先生…」

クマ子達の元に現れたのは、園等先生だった。

園等「YSPクラブのメンバーが遭遇した怨霊達は、【本来の能力を超えた力】で暴走している。
奴等が介入している可能性は高いわ。
自分達の手を汚さず、人間が生み出した
怨霊の力で人間を襲う…。
ずる賢い奴等の考えそうな事ね…」

そう言う園等先生の目は険しいものになっていた…。

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〜YSPクラブ部室〜

ジンペイ「これで7枚になったな?」

その頃、ジンペイはトワイライト7のメダルを

机の上に置いていた。

フブキ「園等先生から、これを持って
次のYサークルに行くように言われてるわ」

ジンペイ「次の?」

コマ「Yサークルは、現在3か所見つかっていて、
このメダルに対応しているYサークルは、
恐らく此所だと思われる」

そう言いながらコマはパソコンを操作して、

出てきた画面をジンペイ達に見せた。

ジンペイ「よっしゃ! 早速行ってみようぜ!」

マタロウ「…あれ? そういえば今日はまだ
Aさんが来てないね…。
フブキさん、一緒じゃなかったの?」

フブキ「用事があるから後から行くって言ってたわ」

コマ「何だろう…用事って…」

フブキ「Aには私からメールで伝えておくわ。
先にYサークルに行ってるって…」