アイドルを目指す少女はYSP能力者11 【妖怪学園】 (ページ15)

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ノーズ「いいだろう。話を聞こうじゃないか」

そう言いながら背を向けるノーズ。

すると…。

ノーズ「ん? 何だ?」

突然何処かから変わったウォッチが飛んできて、

ノーズの手首に嵌められた。

スネーク!

ノーズ「うわぁぁぁっ!!」

突然不気味なオーラがノーズを飲み込み、

周りに居た不良達も吹き飛ばされてしまう。

ラント「A!!」

ラントはAを再び強く抱きしめる。

A「……! 会長っ!?」

ラント「心配するな。今度は私がAを守る!!」

強風で吹き飛ばされないように

Aを抱きしめ続けるラント。

そしてノーズは、【ザ・バイパー】へと

姿を変えた…。

マタロウ「ダークヒーロータイプの新キャラ!?」

フブキ「何が起こったの…?」

ラント「凶暴化だと…」

A「これは一体……」

シノブ「あぁぁぁ…」

シノブは恐怖で体を震わせながらも、

スマホを構えていた。

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ナユ「あのウォッチ…」

その頃、ナユはソファに寝転がりながら

画面が揺れているタブレットを見ていた。

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バイパー「俺の体はどうなったんだ…!?」

これにはノーズ自身も驚いていた…。

バイパー「だが1つだけ言える事は…
目の前の奴等を無性にぶちのめしたい…!!
その欲望に逆らう理由は、
特にないという事だ…!!」

そう言ってAを抱きしめたままのラントを見る。

ラント「奴等お得意のマインドコントロールか」

バイパーはラントに襲いかかるが、

ラントは咄嗟にAをお姫様抱っこして

高くジャンプした。

ラント「A、お前は下がっていろ」

そう言ってAをジンペイ達の元へ下ろす。

ラント「ならばこちらも…変身っ!」

ラントはエイリアンウォッチを使い、

ミストシャドウに変身した。

ミスト「ミストシャドウ!!」