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ジンペイ「これが体育倉庫…でかっ!」






そしてA達は体育倉庫の前までやってきた。







コマ「確かに規模が大きい学校とは思ってたけど、
ここまでとは…」






A「……」
《ついに来ちゃったんだね……》








メラ「しかし此処には体育道具なんか
置かれちゃいない。此処は、権力と欲望の渦巻く
支配者の宮殿だ」







A達は中へ入っていった。







マタロウ「うわっ、うるさっ!」






中に入った途端に流れる大音量の音楽。






ジンペイ「学校にこんな所が!」






壁には大きなスピーカー、天井にはミラーボール。

もはや体育倉庫とは言えない状態だった…。









フブキ「へぇー、いいんじゃない?
なんかこう…踊りたくなって来るわね♪
ね? A!」






フブキは曲に合わせて踊り、

Aも一緒に踊るよう誘うが…。






A「……」
《うぅ……やっぱり怖そうな人ばっかり……。
中には悪い事してる人達も居たりするのかな……?》






Aは再び恐怖で体を震わせていた。

大好きな音楽もフブキの声も

今のAの耳には入っていなかった…。






フブキ「A…?」






マタロウ「Aさんどうしたの…?」






コマ「そういえばさっきもこんな風に
震えていたよね…」






ジンペイ「大丈夫かA?」






見かねたジンペイ達は、Aに近寄る。






A「あ……えっと……その……」








ラント「…A」








するとラントは、Aが何かを言う前に

Aの肩を抱く。







A「……え?」






ジンペイ/コマ/マタロウ『あぁーーーーっ!!』





フブキ「まぁ…!」






メラ「…チッ」






それを見たジンペイ、コマ、マタロウの3人は

悔しそうにしていた。

フブキは目をキラキラ輝かせ、

メラは舌打ちしてラントを睨んでいる。








ラント「…こうすれば少しは大丈夫か?」





そんなジンペイ達には気にも留めず、

ラントはAに優しく声を掛け、

背中を摩ってあげる。






A「はい、ありがとうございます……///」







ラントのおかげでAは少しづつ落ち着きを取り戻していく。







ジンペイ「ズルいぞ会長!
Aは俺が支えたいのに!」






コマ《僕だってAさんが好きなのに…》





マタロウ《やっぱりライバルは多いな…》





メラ《霧隠も美月が好きなのかよ…》






フブキ《A、良かったわね!
やっぱりラント先輩もAが好きなのよ!
2人は間違いなく両想いだわ…!》

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設定タグ:妖怪学園 , 愛され , アニメ沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:∞倉安な〜りん∞ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/milokarosu1/  
作成日時:2022年6月16日 14時

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