アイドルを目指す少女はYSP能力者12 【妖怪学園】

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A「ポルカ、言い過ぎだよ!!」









ポルカ「…」









A「【必要ない】だなんて……。
冗談でも実の弟にそんな事絶対に言っちゃダメ!!」








ポルカ「…だって…アルトが…」









A「………会長、クウカさん。
すみません、私は外します。
……待っててポルカ。アルトは私が連れ戻すから!」








そう言ってAは駆け足で去っていった。









ラント/クウカ『A(ちゃん)!!』









ポルカ「…」








ラント「…ポルカ、どうするつもりなんだ…?
A1人で体の小さいアルトを
そう簡単に見つけられるのか…?
前回だって探すのに手間取ったというのに…」









ポルカ「…ごめんなさいラントさん。
しばらく1人にさせて欲しいですわ…」









そう言ってポルカはスっと姿を消した…。










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その頃、アルトは校舎を離れて泣きながらふわふわと飛んでいた。








アルト「ぐすんっ…姉さんは自分勝手なのっ…。
でも…確かにあの時…」









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ポルカ/アルト/ソプラ『きゃぁぁっ!! /うわぁぁっ!!』









巨大な隕石と共に飛ばされそうになっている

ポルカとアルト、そして2人の妹のソプラの姿が。









ポルカ「アルトッ!! ソプラッ!!
絶対にっ…手を離してはいけませんわっ…!!」








アルト「わ、わかってるのっ!!」







ソプラ「でもっ…段々と力がっ…」







3人は輪になって必死に手を繋いでいるが…。









ソプラ「あっ…」









ソプラの手とアルトの手が離れてしまい、

ポルカの手とも離れてしまう。









ポルカ/アルト『っ!!』









ソプラ「きゃぁぁぁっ!!」








ポルカ/アルト『ソプラ(ちゃん)!!』









ソプラ「ポル姉ーーーっ!! アル兄ーーーっ!!」









ソプラはそのまま何処かへ飛ばされてしまった。









やがて、ポルカとアルトの手も離れてしまい…。









ポルカ「アルトーーーッ!!」









アルト「姉さーーーんっ!!」









ポルカとアルトも別々に何処かへ飛ばされてしまう。








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アルト「確かにあの時…先にソプラちゃんの手を
離してしまったのは僕なの…。
でも…でも…僕だって…」









.









.









.









A「アルトーーー!! 何処なのーーー!?」

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