アイドルを目指す少女はYSP能力者12 【妖怪学園】

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ジンペイ「大丈夫か?」








ジンペイはその女子生徒が落とした鞄を拾って

渡してあげた。







?「うん、ありがとう」








ジンペイ「…」







するとジンペイはその女子生徒をじっと見つめ…。








?「…?」








ジンペイ「ん〜?」







これでもかというぐらい顔を近付ける。









?「な、何ですか…?」









ジンペイ「…こんな奴居たっけ?」









マタロウ「近い近い〜!」








コマ「ジンペイ君、失礼だよ…」









? 「あの…ウt…わっ、私…転校生で…」







フブキ「転校生?」








マタロウ「美少女転校生…キターーー!!
まさか美少女転校生ってところまで
Aさんと共通してるなんて!」









マタロウは興奮している。









?「そ、それじゃあ…」









そう言ってその女子生徒は踵を返して去っていく。









マタロウ「ふっふっふ…」









コマ「マタロウ君…?」








マタロウ「皆さん。これ絶対
僕達のクラスに転校してくるパターンでしょ!
むふぅぅぅっ♡///」









頬を染めながら再び目がハートになるマタロウ。







そんなマタロウをコマとフブキは

やや引き気味に見ていた…。







_____________________









クウカ「今度転校して来ました【七雲クウカ】と言います。
皆さんこれから、よろしくお願いします!」









男子生徒達『うおおおおっ!』









マタロウの予想は大きく外れ、

七雲クウカは2年A組へ転校してきた。









マタロウ「うっ…うぅぅ……」









マタロウはショックで号泣していた…。









マタロウ「朝のフラグは何だったんだぁぁ…。
Aさんとクラスが別々ってだけでも
寂しいのにぃぃ…」






すっかり肩を落としているマタロウ。






フブキ「残念だったわね」








A「マタロウさん、元気出して下さい。
クラスは別々でも、休み時間やFSTには
こうして会えるじゃないですか」







見かねたAはマタロウの背中を摩ってあげた。









ジンペイ「年上だったとはな〜。
でもまだプチ熟女…いやプチプチ熟女ってところだな…」







A「プチプチ熟女とは一体……?」








ジンペイ「まあ、熟女じゃなくても
俺が今好きなのはAだけだしな?」









そう言ってジンペイはAに抱きつく。

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