アイドルを目指す少女はYSP能力者12 【妖怪学園】

ハッカーになろう! 風紀委員長 来星ナユの真実(1) ページ1

〜屋上〜









ジンペイ「なぁ、来星ナユが
異星人かもしれないって本当なのか?」









ラント「正確には、異星人に憑依されている
可能性が高い」








ジンペイ「普通に見えるけどな」







この日、ジンペイとラントは風紀タワーで

タブレット端末を弄っているナユを

双眼鏡越しに見ていた…。








その後ろにはコマ、マタロウ、フブキ、ノーズ、

チアキ、そしてAの姿も。









ラント「見た目に騙されるな。
奴等には計り知れない能力がある」









A《そう……会長の言う通り、
見た目に騙されちゃいけない。
だって、ナユさん達は……》









Aは以前の出来事を思い出す…。









_____________________








ポルカ/アルト『きゃぁぁぁっ !! /うわぁぁぁっ !!』









A「ポルカッ!! アルトッ!!」








ナユ「うさちゃん達? この子を守りたかったら
大人しく私に捕まりなさい!」







ポルカ/アルト『っ…』








_____________________









A《どうしてポルカ達が狙われてるのかは
私にはわからない……。
2人とも、未だに何も話してくれないから……。
だけど……2人の事は、絶対に私が守る!》









コマ「Aさん…? どうしたの…?」








深刻な表情で悩んでいたAを見たコマは、

心配そうに声を掛ける。









A「……いえ、何でもありません」







Aはコマに心配掛けまいと、すぐに平然を装う。









チアキ「舐めてたら痛い目に遭うっしょ。
君なんて、一瞬でみじん切りに
されちゃうかもしれないっすね」






マタロウ「ひぃぃぃぃっ!!」






チアキはマタロウに視線を向け、そう言うと

マタロウはまるでムンクの叫びように

怯えた表情になる。









フブキ「異星人に占領される前に、
学園長に言わないと!」









ラント「いや、ダメだ」







フブキ/マタロウ『…?』









ラント「大人達が太刀打ち出来る相手ではない。
私達だけで何とかするんだ。
まずは来星ナユを徹底的に偵察する。
絶対に何処かで怪しい行動を取るはずだ」

(2)→

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