アイドルを目指す少女はYSP能力者4 【妖怪学園】

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メラ「そんな事より、早く
花子さんに会わせてもらおうか!?」







執事「かしこまりました」






執事は歩き始め、A達もついていく。









メラ「美月」







歩いている途中、メラは小声で

Aに声を掛ける。







A「メラさん……?どうかしましたか……?」






Aもメラに合わせて小声で話す。






メラ「お前、さっき九尾に頭撫でられて
嫌じゃなかったのかよ…」







A「え……えっと……。
確かにびっくりはしましたけど……」








メラ「ならいいけどよ…。
何かあったらいつでも言えよ。
…俺が守ってやるからよ…」







頬を染めながら言うメラ。






A「あ……ありがとうございます……」
《フォーチュンビターブラックの時は、
確かに意地悪な人だとは思ったけど……。
でもその後、膝を擦りむいた私に
絆創膏貼ってくれたりして優しかったし……。
悪い人じゃないのはわかったから……》









そしてしばらく進むと大きな扉があった。








執事がその扉を開けると、奥の方に

スポットライトの真ん中に立つ女性が居た。







?「私と遊びたいのは…You達?」






そう言って女性は振り返る。






ジンペイ「お前がトイレの【HANAKO】さん!?」









花子さんらしき女性を指差すジンペイ。







ジンペイ「スタイルもシュッとしてるし、
なんかさっき見せられたのとイメージが全然違う!」






そこに居た花子さんは、イメージと掛け離れた

大人びた女性だった…。





フブキ「ファッションもイマドキっぽいし…」








コマ「ランドセルもお洒落なダメージ加工が
施されてる!」








九尾「やはり…! 噂通り花子さんは、
園等先生の学園No.1の座を脅かしかねない
美女だった…! くっ…!」







コマ「九尾君は園等先生の事になると
一生懸命だね…」






メラ《だったら何でさっき美月の頭撫でたんだよ…》

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