アイドルを目指す少女はYSP能力者4 【妖怪学園】 (ページ37)

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ミスト「っ!!」

するとミストシャドウは再び高くジャンプして、

間一髪ポルカをキャッチする。

ポルカ「…!」

A《よ……良かった……》

ジンペイ「おい、お前ら! 俺の新しい変身見たか!?」

マタロウ「見た見た! 凄かったよ!」

ジンペイ「へへっ、だろ?」

コマ「でもあのUFOは…」

フブキ「私達が戦ったのは…宇宙人…?」

A「ポルカッ!!」

Aはラントに抱えられているポルカの元へ

駆け寄る。

ポルカ「A!!」

ポルカもまたAへ近付こうとしたその時…。

ラント「お前達、そこから離れろ!!」

突然UFOが光り出すと、

ラントはエイリアンウォッチでシールドを張る。

ラント「Aッ!! 」

ラントがAとポルカを

引き寄せようとしたその時…。

ポルカ「っ…冗談じゃありませんわっ!!
Aはっ…Aだけは守ってみせるっ!!」

ポルカはAに飛びつき…。

A「っ…!?」

ポルカ「～♪」

ポルカはそのまま歌い出すと、

沢山のピンク色の光の音符がAの体全体を覆い

Aの体は薄いピンク色の光に包まれ、

不思議なバリアが貼られた。

ラント「…!」
《ポルカは一体何を…》

UFOから放たれる光は、ラントとA達以外に

当たってしまう。

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ジンペイ「…あれ? 俺どうしたんだ…?」

コマ「何でこんなとこに居るのかな…?」

フブキ「何か変…記憶が…」

マタロウ「えっと…Yサークルの謎を解いたところ
までは覚えてるんだけど…」

A「み……皆さん覚えていないのですか……?」

ジンペイ「ん?何がだ?」

ジンペイ達が辺りをキョロキョロする中、

Aだけはジンペイ達の様子に戸惑っていた…。

その様子を少し離れた木の陰から見るラント。

ラント「記憶を奪われたか…。
恐らく生徒会のメンバーも…。
それにしても…」
《何故ポルカは狙われたんだ…?
それに奴等を見て明らかに動揺していた…。
何故だ…?》

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?「へぇ…アイツら案外面白いかも…。
ってか、あのピンクのうさちゃん生きてたんだ?
でもその様子だと他の子達は居ないみたいね。
それにあの女の事がよっぽど大事なのね…。

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だったら利用する価値はありそうね」