アイドルを目指す少女はYSP能力者4 【妖怪学園】 (ページ36)

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ミスト「…」

ミストシャドウに変身したラントは、

過去の思い出を振り返る…。

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ー2年前…。

ラント「これが、UFO目撃現場で発見された
【謎の回路】か」

ラントはとある女の子の家に訪ねて来ていた…。

?「うん。解析したら、凄い事がわかったの」

ラント「何だ?」

パソコンを操作している女の子に声を掛けるラント。

?「この回路は、エイリアンの宇宙船で
使われていた物で、物質の分子構造を変えて
アレンジする機能があるわ」

ラント「つまりどういう事だ?」

?「例えば…猫を虎の見た目に変えることが出来る。
もし筋肉組織を変えられれば、能力だって変わる」

ラントと話しているのは、

【小学生なのに天才科学者】の雲池クマ子だった。

ラント「どういう風に応用出来る?」

クマ子「う～ん…そうだなぁ…。
人間が変身ヒーローになるとか!」

そう言ってラントにパソコンの画面を見せるクマ子。

ラント「なっ…何…?」

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ミスト「粉砕する。塵となるがいい」

ミストシャドウは高くジャンプすると、

ビックブラックの顔面に何度も蹴りを入れる。

コマ「強い…!」

フブキ「生徒会長…何者…!?」

A「凄すぎる……」

これにはA達も驚いていた。

ワイルド「やっほっ!」

すると、それまで灰色のヘドロのようなものに

纒わり付いていたワイルドボーイが

ようやく動けるようになった。

ワイルド「Baby! そのピンクのラビットガールを
返してもらうぜ!」

ワイルドボーイはコマンドメダルをセットする。

ワイルド「黄昏乱れ打ち!!」

続けてミストシャドウも

コマンドメダルをセットする。

ミスト「ダークブーメラン!!」

ワイルドボーイとミストシャドウの技が

ビックブラックに炸裂すると、

ビックブラックと小さな宇宙人は消滅する。

ワイルド「Victory !」

ミスト「粉砕」

マタロウ「やったぁっ!!」

すると…。

ポルカ「きゃぁぁぁっ!?」

それまで捕らわれていたポルカは

ビックブラックが消滅した反動で

そのまま落下していく。

咄嗟の事でポルカは羽を動かせない…。

A「ポルカーーーッ!!」