アイドルを目指す少女はYSP能力者4 【妖怪学園】

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〜生徒会本部〜






ラント「…」







ラントは片手でパソコンを操作しながら、

書類に目を通していた。









参歩「会長」






そこに参歩がやってきた。







ラント「ん?」






参歩「YSPクラブが、Yサークルの解明に
乗り出したようです」







ラント「何?愚かな…。
あの場所は我々UFO研究クラブが、
1年以上調べ続けてきた。
…それでも何の手掛かりも掴めなかったのだ。
そう簡単に、Yサークルの謎が解けるはずがない」







参歩「しかし、学園七不思議を解明した彼等なら…
あるいは…」







ラント「有り得ん」





参歩の話を遮ると、ラントは椅子から立ち上がり

何処かへ向かった。









ラントが向かった先は、








.









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ラントが部長を務める

UFO研究クラブの部室だった…。








中へ入ると、パソコンに向き合っている

部員の時田コウジと矢追ジュンジの姿があった。









時田「部長!」






矢追「久しぶりですね!」





ラント「Yサークルの調査は?」







時田「少しわかってきましたよ」







ラント「ほう…」









_____________________






ーその頃、A達は…。









マタロウ「これがYサークル…」








メラも加わり、Yの文字に見える不思議な塔を

見上げていた…。








コマ「こんなもの、一体誰が造ったんだろう?」







九尾「確かに謎だね」








A達の前に突然現れる九尾。






A「あ、九尾さん……!」







九尾「やあ、Aさん。今日も可愛いね?」






そう言って九尾はまっすぐAの元へ向かうと、

Aの手の甲にキスをした。







A「はぁぁぁ……///
いきなり何をっ……///」







メラ「美月に馴れ馴れしく触んなっつっただろ!!
つかお前は何しに来たんだよ!?」








咄嗟にメラが間に入り、Aを自分の元へ

引き寄せた。







九尾「園等先生についていくよう言われてね」









メラ「だったら尚更美月に触んなよ!!」








A「2人とも喧嘩はやめましょうよ!」
《この2人の仲が悪いの、
本当にどうにもならないの……?》

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