いよいよ始まる文化祭の準備。 ページ18
「___というわけで、3年7組の出し物は、メルヘンカフェに決まりました!」
「「イエーィ!!」」
投票の結果、無事に決まったクラスの出し物。
最初は普通のカフェの案だったんだけど、何故か男子達のゴリ押しがあって【おとぎ話の登場人物にコスプレをして接客する】というメルヘンカフェとなったのです。
「じゃあ明日から係の分担とか色々決めて準備していくので、皆で頑張りましょう!」
「「オー!」」
______________________
北side
「クラスの出し物、無事に決まって良かった〜」
安堵した表情で席に戻って来るA。
「お疲れさん。でもまだこれからやで」
ポンポンとAの頭を撫でる。
「そうだね!最高の文化祭にしなきゃ」
ガッツポーズをして息巻くAの姿に自然と頬が緩む。
一度決めたことは最後までやり通す。そんな所も俺がAを好きになったきっかけの一つや。
「あ、そういえばね!昨日の実行委員の集まりに侑君が居たんだよ」
「…!侑が?珍しいな」
「うん!学年違うけど、知ってる人がいて良かったよ〜」
そう言えば昨日の部活で銀が言ってたな。侑が集まりで遅れるって。実行委員になっとったんか。
「良かったな。何か困ったらいつでも言い。俺やクラスの奴らにちゃんと頼るんやで」
「ありがとう!頑張るぞー!」
この文化祭で何が起きるかなんて、今の俺らは思いもせんかった。
「俺は_____」
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作者名:みたらし団子 | 作成日時:2017年12月15日 17時