近所の幼児がいつの間にか上司になってた【魔入間】【バビルス教師陣】【ダンタリオン・ダリ】 (ページ8)

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居酒屋にて！ページ8

魔界居酒屋にて

ダ「はい、かんぱ〜いっ！！」

『……かんぱ〜い』

個室で向かい合わせに座って、ビールジョッキ片手にダリと乾杯をする。

……結局、こうなるのかっ！！

『……悪いね、仕事手伝って貰って……今日は奢るよ』

ダ「いいよいいよ、気にしないで！」

『いやいや……ここまで手伝って貰ったんだし、何かお礼しないと私の気が済まないの』
　
　

私がそう言うと、ダリは暫く考えてから言った。

ダ「……じゃあさ！僕と結婚してよ！！」

『しない』

ダ「即答っ！？？……いいじゃ〜ん！しようよ！結婚！！」

『絶対に嫌だ、私まだ独身謳歌したい』

ダ「うーん……じゃあさ、結婚じゃなくていいからさ、その……デートしない？」

『……デート？』

ダ「うん、僕とデート」

『……はあ』

ダ「ため息ッ！？？！」

コイツ、何でこんなに諦め悪いんだよ。

『……でもまあ、お礼はしないといけないしね』

ダ「じゃあっ」

『……いいよ、デートするだけね』

私がそう言うとダリは目を輝かせて笑った。

くっそ、断れない………。

この悪魔、顔が良いんだよな……。