四十四話 ページ44
私が、ずおくんのことが好き？？
なんで…
清光くんは「よーく考えてね」と言い残し内番に向かってしまった。
主「わかんないんだよー…」
私は、今までずおくんのこと友達みたいに親しくて、しかも近侍で、頼れて……
その時、昨夜のことが頭によぎる。
すぐに頬は熱くなり、恥ずかしくなった。
よく考えてみれば、今までも……
ずおくんをみてたら何かわかんないけど、変な気持ちになって、嬉しくて
それに、ドキドキしたりして……
主(…ん？これって…)
その何かに気づいた瞬間、ドキンと心臓が跳ね上がった。
こんなこと、知りたくなかったのか知りたかったのかよくわかんない
だって。
これって、この感じってつまりは
私はずおくんに恋をしているってこと！？
私は部屋の中をウロウロと動きまわる。
主「まじか…」
私、気づいたら、こんなにもずおくんのことで頭がいっぱいで、こんなにも好きになってたんだ。
私が勝手に、親友などと思い込んで、この気持ちに気づかないようにしてたのかもしれない。
……まぁ、無自覚だったんだろうけど。
どうしよう、これからずおくんと接っすることできないかも。
そんな時
鯰「主…」
主「あっ……ずおくん！！」
部屋の前にずおくんが立っていた。
私は目を合わせることができなかった。
鯰「…そんなに、俺の顔見たくないですか？」
震えるような声で言うずおくん。
私は逸らしていた目線をずおくんに向けた。
ずおくんは、私が目を逸らしてもずっとまっすぐに私を見ていたのだ。
表情は今にも泣きそうな、悲しそうな顔をしていて
何も声が出せなかった。
主「ず、お、くん…私っ……！」
鯰「これから、第一部隊出陣してきますね。それだけを伝えに来たので。それでは…」
主「ま、待ってずおくん！！」
ずおくんは何も言わずに部屋を出て行ってしまった。
私のせいだ。
ずおくんは、傷ついている。
目を逸らして、避けてたから。
ずおくんのことが嫌いなわけじゃない、好き……大好きなのに。
私が恥ずかしいからとか、そんなせいで…
自分の思いは相手には言葉にしないと伝わらないのに…
私は部屋に座り込んでいた。
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みぃ(プロフ) - 萠さん» ありがとうございます！ほんとにかっこいいんですよ鯰尾！あいらぶずおくん！応援嬉しいです更新がんばります！！ (2018年3月11日 22時) (
レス) id: 696a050760 (このIDを非表示/違反報告)
萠 - ずおくん、イケメンですね!!このずおくんすごくかっこよくて好きです!応援してます!! (2018年3月11日 22時) (レス) id: aef24b7165 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - トキネさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！続編もがんばります！ (2016年10月17日 19時) (レス) id: 696a050760 (このIDを非表示/違反報告)
トキネ - 最終話まで読ましてもらいました！続編楽しみです！応援しています！！ (2016年10月17日 17時) (レス) id: bcf9eb88d8 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - みんごさん» コメントありがとうございます！わかます、結婚したいですよね←続編頑張りますね！ (2016年10月16日 20時) (レス) id: 696a050760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊?*みぃ*?＊ | 作成日時：2015年12月20日 23時
