一次試験とゴン達 ページ5
薄暗いトンネルのような場所をかれこれ1時間走り続けた。
特にすることもなく、退屈しているところでキルアとその友人だという三人の方達と出会った。
キルアと同い年くらいの目の大きな男の子、金髪の落ち着いた雰囲気の綺麗な少年、そしてサングラスをかけた細身長身の男性と軽く自己紹介を交わす。
キルア同様三人に敬語とさんはやめろと言われたのでお言葉に甘えさせて頂くことにした。
「でもレオリオ、私より歳上なのにいいの？」
そう、彼は19歳だそうだ。もっともキルアとゴンはもっと上だと思っていたようだが。
「おいおい、何をそんなに固くなってんだ？そんな顔も可愛いけどな！」
「はい？」
はははと豪快に笑う彼に目を丸くした。ゴン達も苦笑いしながらもうんうんとうなずいているし。
出会ったばかりでこんな冗談を言うとは、レオリオさんはきっと軟派なのだろう。あまり真剣に受け取ってはいけないと思い、軽く受け流すように微笑んだ。
「よ...よく分からないけどありがとうね...！」
皆の様子を見れば一瞬固まったと思ったら、瞬時に目を逸らされた。可愛いと言われたと思ったらこの仕打ちだ。
「ちょ...ちょっと適当なこと言わないで！目をそらしたってことは私の笑顔が不気味ってことでしょ？」
決して怒っているわけではないが、少しだけ強い口調でそう言うとクラピカが徐に口を開いた。
「いや、その...、Aの可愛らしい表情に胸がときめいてしまって...。
あ、いや、違うんだ！その…すまない！」
爆弾発言をした彼は自分でそのことに気がついたのかあたふたとしている。
彼と同じように、その言葉に驚いて動揺してしまう。こんなことを言う男性は物語以外に存在するのか。
でも嘘ではないとわかって、少し嬉しくなった私はくるりと皆の方を向いた。
「疑ってごめんね。ありがとう！」
えへへと笑った後、先頭に向かって走っていった。それに気恥ずかしくて皆の反応を見る勇気もない。
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可愛いちむちむぶぅLove(プロフ) - ミルクティーさん» 頑張ってください！！応援してます！ (2019年11月22日 16時) (
レス) id: 214c276130 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー(プロフ) - 可愛いちむちむぶぅLoveさん» ありがとうございます！！そう仰って頂けるのはとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！！ (2019年11月22日 16時) (レス) id: 1a41e6e484 (このIDを非表示/違反報告)
可愛いちむちむぶぅLove(プロフ) - 見ました！！とても話の展開がとても面白くて、見てて楽しいです！！ (2019年11月22日 15時) (レス) id: 214c276130 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - ミルクティーさん» 話の展開どうなるかワクワクします！まってます！ (2019年11月19日 22時) (レス) id: db14efe7b6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー(プロフ) - お気に入り登録ありがとうございます！更新も頑張りますね！興奮させるようなヒソカを書くことができて光栄です！次回ヒソカが重要な役割だったりするので楽しみにしていてください！ (2019年11月19日 7時) (レス) id: 1a41e6e484 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクティー | 作成日時：2019年10月30日 7時
