第十の怪+些細なお知らせ ページ12
「取りあえずその子、運びますか!」
そう言って花子くんはAちゃんをビシッ!っと指差した。
もっけちゃん達のもふもふは何とか回避出来たようで、固い地面の上でもグッスリだ。
「でも…私一人じゃ運べないよ!
せ、先生呼んでく」
「無理だよ。先生に俺の姿は見えない。いくらヤシロが説明した所で、ヤシロがその子を気絶させたとしか思わないさ」
そう言って、ヤシロの大根足なら一撃さ!と蹴る真似をしてきたから本当に蹴ってやった。
失礼しちゃうわ!
「でも、それじゃあどうやって…」
私に蹴られた頭をさすっていた花子くんはしばらく止まった後、Aちゃんの方へ向かっていった。
「多分この子なら大丈夫……そぃっ!」
担いだ!?
「流石に一人じゃキツいから、ヤシロは体支えててあげてね〜」
そうは言ってもお姫様抱っこなんだけど…。
あれれ?どうして花子くんAちゃんの事触ることが出来るんだろう…。
いやでも、余計な話してAちゃんを落としたりしたらマズイわ!
ここは我慢よ、ネネ!
*
保健室。
「この子は寝かせておくね。すぐ戻るから、それまでその子見てて!」
「用事でもあるの?」
「保健室使うんだから、許可取らなきゃじゃん?」
そう言って行ってしまった。
許可って誰によ……。
〜〜
ずっと気づいてはいたのですが、内容が纏まらず報告が遅れてしまいました
総合最高41位、沢山のお気に入り登録をありがとうございます
初作品でありながらこうも反応を頂けるのは嬉しい限りです
素人書きの拙作ですが、どうぞ最後までお見届け下さい
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名無しの刃(プロフ) - うおお、十四の怪の動画見たことありますよ!いいですよね〜(*^^*)でも何故かその動画見当たらないんですよね...関係ない話してすいません() (2020年3月15日 20時) (レス) id: 8bc040ebca (このIDを非表示/違反報告)
カルビ☆(プロフ) - ゆきさん» いえ、こちらこそ急なことで申し訳ありません。お互い頑張りましょう (2020年2月14日 0時) (レス) id: 9d5eab3caf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - カルビ☆さん» こちらこそ感謝ですよ…。作品の宣伝については、作者様個々の実力で作品は評価された方が書く人も読む人も楽しめると思っているので、こちらからはお断りさせて頂きます。 高評価以外にカルビさんのお力になることが出来ず申し訳ないです… (2020年2月14日 0時) (レス) id: ad135fa375 (このIDを非表示/違反報告)
カルビ☆(プロフ) - ゆきさん» え、そうなんですか...!?ありがとうございます、!良ければ宣伝を((こら) (2020年2月13日 23時) (レス) id: 9d5eab3caf (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - カルビ☆さん» あら優しい…。カルビさんの作品、以前拝見したことありますよ。面白かったです。 (2020年2月13日 23時) (レス) id: ad135fa375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2020年2月12日 2時