【ツイステ】気まぐれフィロソフィー (ページ2)

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prologue. ページ2

「あ、ルリハタちゃ～～ん!!」(手ブンブンからの抱きつき)

「こんにちは。フロイドさん」

「ねえー、なんでさん付けなの～?!めんどくさくない?!」

「めんどくさくはないです…。というよりフロイドさんも私の事ルリハタちゃんって呼ぶじゃないですか。」

「え～、何、不満なの～？」

「…不満ではないのですが、名前と言うのは元より特別な意味合いがありまして、相手を縛る物でもあるのですよ。」

「…ルリハタちゃんって、たまに訳分かんない事いうよね～？難しいっていうかさ～？」

「それはすみませんでした。」

「全然、悪そうな顔してな～い!!」

「それはそうと、何か用ですか？フロイドさん」

「もう俺、ルリハタちゃんがさん付けやめるまで離さな～い!!」

「え～…、じゃあ、フロイド。」

「あはっ!なになに？Aちゃん」

「っずるいです！今名前呼ぶなんて！」(顔真っ赤)

「ずるくねぇし～？今呼びたいから呼んだだけだしぃ～？(あはっ、顔真っ赤にしてゆでだこみた～い)」

「むぅ…。では、私はこれで失礼しますよ」(すたすた)

「え～?!待ってよ～!?」(すたすた)

気まぐれな彼と私の物語が始まる。
泣いて、笑って、時には怒って、また泣いて。
その繰り返し。
でもその先にはきっと幸せな未来があると信じているから。