ひとくちめ。 ページ1
。+゚。+゚
「またそれ飲んでるのー??いい加減太るよ、A」
『これが私の日々の栄養源なの!これないと生きていけない!!!』
そう叫びながら、手に持っている紙パックのミルクティーを飲む。
高校に入ってから、昼休みは売店でミルクティーを買って友達と雑談しながら飲むのが日課になった。
その日課ももう3年目突入。
『受験生やだぁ〜………』
「ほんとそれ。」
ぐちぐち言いながら机に突っ伏す。
JK三年目に突入したものの、これといった色恋沙汰もなくあっという間に受験期に。
「お前らそんなんで大丈夫か?」
『お、澤村だ〜』
上からした声に顔を上げると、バレー部キャプテンの澤村が。
面倒見が良く、勉強を教えてもらうこともしばしば。
『バレー部最近すごいらしいじゃん!』
「まあな、応援よろしくな!」
『もちろん!』
「大地〜」
そんなことを話していると、教室の外から澤村を呼ぶ声。
「ちょっと行ってくるな」
『行ってきな〜』
澤村に手を振って、友達との雑談に戻る。
♫〜♪〜
『あ、予鈴鳴った』
そんなこんなで私の昼休み終了。
…
「なあ大地、あの子ってさぁ__________ 」
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作者名:みるく | 作成日時:2017年9月14日 17時