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「A、帰るぞ」
『え、あ、はい』
サークル終わり、時々一緒に帰るようになったものの、
いつもなら「このあと予定は？」「今日暇？」と
予定を聞かれて、私の予定が何もなかったら
「一緒に帰ろ」というニュアンスのことを言われて
一緒に帰って先輩の家に行くか
どこか寄り道して駅まで送ってくれるかが
いつもの流れだ
なのに今日は違う。ちょっとした違和感
予定も特になかったから、
言うだけ言ってスタスタと歩きはじめる先輩の後ろ姿を
追いかけながら、さくらにむかって『先帰るねー！』
と叫んだ
『っ先輩、歩くの早いです』
「、わりい」
『翔太先輩、変ですよ？』
「今日俺んち寄れる？」
『行けますよ〜？』
「早く帰ろ」
『え、ちょ、先輩？』
急に私の手を取りスタスタと早歩きになる先輩。
どうしてそんなに急いでるのってくらい速くて、
あっという間に先輩の家の前に着いた
先輩が鍵を開けて中に入ったのに続いて
私も先輩の家にお邪魔する
『わっ、先輩？』
突然、先輩に抱きしめられた
「おれはもう辞めんの」
『先輩？』
背中に回った先輩の手に力が入った
「・・・」
『翔太先輩？』
「・・・阿部ちゃんと、」
「阿部ちゃんと、何の話してるの」
『阿部先輩？』
「あーやっぱなんでもない」
『え？』
「でももうちょいこのままでいさせて」
『え、はい』
「やっぱとりあえず中入ろう」
靴を脱いですぐの玄関で抱きしめられていたのを解かれたと思ったら
手を引かれグイグイとリビングへ
カバンをソファの横に置いたら再び先輩の腕の中
『翔太先輩、もしかして、』
「違うから」
『嫉妬ですか？』
「違えって言ってんだろ」
『ふふ、』
「Aのくせに生意気」
『ふふ、』
「笑うなよ、」
『先輩、可愛いなあって』
「阿部ちゃんと何の話？」
『さっきやっぱいいって言ってじゃないですか』
「やっぱ教えて」
『どうしよっかなあ』
「Aのくせに生意気だから」
『ちょ、せんぱ、』
抱きしめる手が緩んだと思ったら突然のキス
「阿部ちゃんと何の話？」
『あーえっと、』
「言わないと離さねえ」
『ええ、』
「ま、今日はもうちょいこのままな」
そう言うと先輩は、また抱きしめてきた
今度は、優しく
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美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です完結おめでとうです (2020年2月27日 11時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 名無し25950号さん» ずっとずっと返信できていなくてごめんなさい・・・！私も書いていて楽しいので番外編つくりました！よかったら覗いてやってください！ (2019年10月27日 18時) (レス) id: ac507314c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し25950号(プロフ) - 翔太先輩のお話めっちゃきゅんきゅんしました！続編希望です！！！ (2019年7月28日 23時) (レス) id: 113a4e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 香澄さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけたようで、嬉しいです！ (2019年7月22日 5時) (レス) id: a4f7d39adb (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - コメント失礼します。 完結おめでとうございます！ 彼女ちゃんが、しょっぴーの事大好きなのが伝わってきて、キュンキュンしまくりでした！ 読んでいて、最高でした！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2019年4月21日 9時
