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「ほんとにもうないの？言いたいこと」
『ないです！私は、先輩が私のことを好きって言ってくれただけで幸せなんです』
「ふは、なんだそれ」
『今みたいに頭撫でてくれると、私幸せすぎて大丈夫かなって・・・』
「あ、じゃあ次は俺の言いたいこと言っていい？」
『どうぞ！』
同じ方を向いていた先輩が、私の頭を撫でるのをやめて
顔を向けてきた
つられて私も先輩の顔を見る
「いつになったら名前で呼ぶんだよお前」
『えーっと、笑』
「気づいてるからな、先輩ってしか言ってないこと」
『や、なんか、恥ずかしくて、』
「恥ずかしいとか何」
『えっと、』
「俺は呼んでほしいんだけど」
『・・・』
「呼んでみ」
『、しょ』
意を決して先輩の名前を呼んでみようとしたら、
私の声と重なって電子音が聞こえた
『先輩、ケータイ鳴ってますよ』
見てみると、先輩のケータイの画面に
さっき先輩がグループラインに送ったメッセージの
返事であろうメッセージが表示されていた
「あとでいいわ」
先輩は変わらず私の顔を見ていた
『しょうた、先輩』
名前を呼ぶと ふっと柔らかい表情になる先輩
そのまま、先輩の顔が近づいてくる
キスの流れだなあと思って目を瞑ろうとした時、
途端にケータイから通知音が連続で聞こえてくる
「・・・うっせえな」
『ふふ』
「なに」
『先輩、人気者だなと思って』
「いいとこだったのに」
『っ！』
「いいとこだったろ」
『恥ずかしいんで言わなくていいですよ！』
「お前こんなんで恥ずかしいとか言っててどうするんだよ」
その間も先輩のケータイは鳴り続けていた
「こいつらうるせえ」
そう言ってケータイの画面を見る先輩はニヤケていた
何かメッセージをパパッと打って
先輩は再びテーブルにケータイを置く
『いいんですか？もう』
「いいとこだから邪魔すんなって送った」
『ちょ、先輩！』
「名前。先輩とか無理」
『無理って言われても、』
「A？」
『なんですか・・・しょうた先輩、』
「すげー好き」
そういうと、優しい顔をした先輩の顔が近づいてきて、
私たちは初めてキスをした
その間も、先輩のケータイは鳴り続けていたのを
その後ブツブツ言いながらも
にやけた顔で返す先輩だった
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美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です完結おめでとうです (2020年2月27日 11時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 名無し25950号さん» ずっとずっと返信できていなくてごめんなさい・・・！私も書いていて楽しいので番外編つくりました！よかったら覗いてやってください！ (2019年10月27日 18時) (レス) id: ac507314c0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し25950号(プロフ) - 翔太先輩のお話めっちゃきゅんきゅんしました！続編希望です！！！ (2019年7月28日 23時) (レス) id: 113a4e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 香澄さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけたようで、嬉しいです！ (2019年7月22日 5時) (レス) id: a4f7d39adb (このIDを非表示/違反報告)
香澄(プロフ) - コメント失礼します。 完結おめでとうございます！ 彼女ちゃんが、しょっぴーの事大好きなのが伝わってきて、キュンキュンしまくりでした！ 読んでいて、最高でした！ (2019年7月14日 23時) (レス) id: 18462604da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃー
| 作成日時：2019年4月21日 9時
