働くどっキュンM!LK 仁人 執事編�� ページ20
「じゃあ…仁人君で」
「かしこまりました」
そして、私は受付の男子に教室の中へ案内され、椅子に座らされた。
「何だ、お前かよ」
すると、教室の奥の仕切の中から、仁人君が少し苦笑いしながら出てきた。
「何よ！失礼しちゃう！私一応お客さんだよ？」
「おっほん。失礼いたしました、お嬢様。それでは、本日はどうなさいますか？」
私の言葉で、小さく咳ばらいをすると、まるで本当の執事さんのようにきびきびした動きで私の隣に立ってきた。
さっきの男子とは打って変わってちゃんとした執事っぷりに、私は少し感心してしまった。
そして、仁人君が差し出してきたプレートには、色んなメニューが書いてある。
『ドリンクのご用意』
『スイーツのご用意』
『歌のご用意』
などなど
「なるほど、仁人君がこれをいろいろしてくれるってことね」
「左様でございます。さぁ、お嬢様、いかがなされますか？」
しっかり役になり切ってるなぁ。
なんだか、それはそれで少しおかしくって笑っちゃいそうだ。
「そうね…じゃあ、ドリンクとスイーツを頂けますか？」
「かしこまりました。少々お待ちください」
そう言って仁人君は教室の奥に戻ると、お盆の上にドリンクとケーキを乗せて戻ってきた。
「こちら、私特製のレモン牛乳と、レモンケーキでございます」
「へぇ、本当に仁人君が作ったの？」
「市販でございます」
あっそ。
私は笑いをこらえてその二つをいただいた。
さらに、仁人君に生歌を歌ってもらい、なんだかちょっと幸せな気分に浸ることができた。
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milkssss(プロフ) - Shiori さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月5日 16時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
Shiori - このお話すごく好きです！！ 場面が驚くくらい想像できます、、(笑) これからも更新楽しみにしてます！(*^^*) (2019年12月4日 21時) (レス) id: aba1645da3 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - かなとさん» 失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます (2019年6月30日 15時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月30日 15時) (レス) id: cc384a4978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年6月30日 15時
