働くどっキュンM!LK 琉弥 お花屋さん編�� ページ14
次の日、私は仕事の都合で、またあの花屋さんの近くを通ることになった。
なんだかちょっとだけ気まずい。
まぁ、あの店員さんに出会わなければ問題はないし、第一私の事なんて覚えていないだろう。
そう思い、私はそそくさと店の前を通り過ぎようとした。
しかし、丁度店のガラス戸が開き、中から昨日の店員さんが両手に大きな植木鉢をもって出てくるところだった。
「よいしょ…」
土の入ったその植木鉢は少し重たそうで、動きもなんだかぎこちない。
見てるこっちが転ばないかひやひやしてしまう。
「あっ…！」
言わんこっちゃない。
彼は道路の段差に引っかかって体勢を崩していた。
私は急いでその植木鉢を支えて、転倒するのを何とか防ぐことができた。
「すみません！ありがとうございます！怪我はなかったですか？」
その店員さんは、申し訳なさそうな表情を浮かべて私に気がついたようだった。
「あぁ、いえ。大丈夫です」
「あれ？もしかして、あなた昨日の…！」
しまった。
ばれちゃったか…、というか私の顔覚えてたんだ…。
昨日逃げるように去っていった変な女だと思われているだろうな…。
「あ、あぁ…すみません…」
「何で謝るんですか？昨日も謝ってましたよね？」
その人は優しい笑顔でそう尋ねてきた。
「え？あ、すみません…」
「ふふ、ほらまた謝った！」
「え？あ、あはは！本当だ…」
店員さんの笑顔を見てると、私もついつい笑ってしまった。
なんだか不思議な人だ。
綺麗な二重のその眼を見ていると、どんどん吸い込まれてしまいそうだ。
そして、私たちはなんだか意気投合してしまって、少しお話をつづけた。
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milkssss(プロフ) - Shiori さん» そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年12月5日 16時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
Shiori - このお話すごく好きです！！ 場面が驚くくらい想像できます、、(笑) これからも更新楽しみにしてます！(*^^*) (2019年12月4日 21時) (レス) id: aba1645da3 (このIDを非表示/違反報告)
milkssss(プロフ) - かなとさん» 失礼いたしました。ご指摘ありがとうございます (2019年6月30日 15時) (レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月30日 15時) (レス) id: cc384a4978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年6月30日 15時
