【ナルト】カッコつけてる忍ですが実は怖がりです【男主】 (ページ8)

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残されたものページ8

「……随分と遅かったな

その様子を見ると何か聞いたか？」

からかうように聞いてくる三代目に
怒りが込み上げてくる

『ざけんじゃねぇ！！俺は任務を断ったはずだ！！

しかもガキのお守りだと！？
どういうことだっ』

至近距離で抗議していると
ドアがノックされ
まぁいろいろあって←
中に誰か入ってきた

「火影様、任務無事完了です」

キラーンと歯を光らせるのは

全身緑色のタイツにオカッパ頭

『ガイ！？……うわっ』

見た瞬間俺の体力ゲージが
消耗される←

体力が吸いとられる感じだ←

「ん？おお、Aじゃないか！
何だその紙は？」

『……死んだアイツの手紙だとよ』

そう言って紙を広げる

ガイ「あぁ、その手紙か……
俺達は受け継いだ、その想いを
キラーン☆」←

そう言って胸に手を当てるガイ

というか何か変なもん見えたんだけど……

そんな時
三代目が話を変える

「ガイ、任務ご苦労じゃった

時にA、手紙の内容は受けてくれるのか？」

【俺達の子供を……頼んだよ】

『……あぁ、アイツの頼みだしな』

「そうかそうか」

嬉しそうに笑い
三代目が何やら数枚の紙を俺に渡してきた

『？なんだこれ』

素直に紙を受け取り内容を確認する

紙に記されていたのは
血縁関係について

それを見た途端俺の呼吸が乱れる

『……おい、子供って……っ』

「……お前もみただろう
あやつらの怪我を

子供を庇いああなったと聞いた」

『…………』

……里のこれからの未来を築く為に……

……俺にとってはどれも同じくらい大切だ……

……まいったな、ならその時はお前に任せるよ、A……

受け取ったんだ

アイツの考えを想いを

命を懸けてまで守った希望を

夢を

……だけど
俺は何も分かっちゃいなかった

あいつが守ったものを

アイツが守ろうと必死だったものを

何も分かっちゃいなかった

分かった振りをして

ずっと逃げてきたんだ

人が目の前で死ぬのを見たくなくて

誰かが傷つくのを知りたくなくて

全部人任せにして

他人を平気で危険な目に遇わせてきた

そうやって
己が傷つくのを遠ざけきたんだ

……情けねぇ

こんなんじゃガッカリだよな

俺は息を整え声を出す

『三代目、大体の事は察してるつもりだ

確かにアイツは守ろうとした』

「なら、今回の任務引き受けてくれるか？」

ガイ「心配するな、もしもの時は駆けつけてやる！」キラーン☆

一人じゃない、か

『ああ、今回の任務

断固拒否するっ！！』