【ナルト】カッコつけてる忍ですが実は怖がりです【男主】 (ページ50)

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無線機事件と弟子ページ50

『無線機で連絡……？

別にいいじゃねーかよ、んくらい』

火影邸に向かった覚えは無いのに
何故、三代目が俺の前にいるのか

まぁ、それはさておき

ヒルゼン「第2の試験にお前の力は必要ない

その間……、と言っては何だが
最近忍者学校で無線機による
イタズラがあるようじゃ

教職員が止めたところ
返り討ちにあったようでな……。

そこで、A、お前にこの件を
解決してほしい」

長々と説明文のような台詞を
ありがとうございました！！

『忍者学校の生徒達は今、思春期……(知らねーけど)

心の安定が保ちにくい時期です

無線機を使い、一部の者が連絡を
常に取り合っているのは、知っています』

「……不安定な時期だからこそ

分からんでも無い、だが

そのせいで
授業に支障が出ているのも確かじゃ」

支障……？

「報告によれば、無線機を使いはじめて、はや３ヶ月

もっとも、我々が確認できてからの
日数ではあるが」

『思ってた以上に
長いですね……』

俺がそう言うと三代目は
目を閉じあぁ、と小さく呟いた

けして、いやらしい声ではない←

「もともと、成績の方も上位だったそうだが、その三ヶ月で
成績は一番下になったらしい」

『！？』

「……頼んだぞ、A」

三代目の声に俺は小さく

『はい……』

と答えた。

*

ピーピーピー

『くっそ、時間がかかりすぎるな』

俺は手にもった機械をポケットに
突っ込むと頭上に手をやる

無線機を探すにも
そもそも誰が持っているか分からない

との事だ

そう、任務内容がおかしい

襲撃……いや、止めようとして
返り討ちにあったはずの先生が

その事を含め、記憶がなくなっている
そうだ

もちろん、医療班は全力で
記憶を遡ったらしい

だが

何をしても記憶は戻らなかった

何故、記憶が戻らなかったのか

そして、何のために無線機を使うのか

そして何故、俺はこんなに若くかっこいいのか

以上三点が、俺の「そこ、じゃまだシ」

俺が怪訝な顔で視線を下に向けると
なんともまぁ生意気そうな「邪魔だからどけって、いってんだシ」

訂正

くそ生意気なちび女が俺を睨んでいた。