【ナルト】カッコつけてる忍ですが実は怖がりです【男主】 (ページ5)

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護衛ページ5

Bランク任務が早すぎるくらい
素早く終わった

どこか疑問を残しながらも
俺は火影邸に向かう

中には誰もいなく
置き手紙に受付窓口の方にいる

とかかれていたので俺はそっちに向かった

扉を適当にノックして任務受付窓口
に入る

『任務完了だ、これで俺は』

俺がめんどくさそうにいいながら
中に入ると俺の言葉を遮るように小さなガキが騒いでいた

「ダメーッ！！そんなのノーサンキュー！！」

『？』

「俺ってば、もっとすっげー任務がやりたいんだってばよ！！」

……ってばよ

その言葉に
懐かしさが蘇る

俺は無意識でそいつの前に立ち

気づけばはしゃぐ黄色の髪の小僧を
襟を掴みあげていた

「うわっ、な、なんだってばよ！？」

持ち上げられたガキは
手足をばたつかせながら声をあげた

俺は小僧を真っ直ぐ見つめる

(……んな訳、ねぇよな)

そんな時
ヒルゼン「……ﾌ、A離してやれ」

三代目の言葉でハッと我に返る

『……！、あ、ああすまねぇ』

そういって俺は
小僧の服を離す

ﾄﾞｼﾝ

「いってー！！」

痛々しい音がして
小僧は尻餅をつく

カカシ「どうやら、任務は無事終わったみたいね……」

『あ、ああ、終わった……

じゃあ、俺は……これで』

なんだかすっきりしない感じがして
言葉が区切り区切りになる

立ち去ろうと出口の方に向おうとすると

「待て、A」

三代目が俺を止める

「話がある……後でワシの部屋に来い」

いつもなら反抗していただろうが

なんだか今はそんな気分じゃない

『……分かった』

俺は小さく返事をすると
部屋から出て行った

「何だったんだ、あの兄ちゃん……？

と、そんな事より俺は____」

*
……だってばよ……か

なに考えてんだ俺は

んな事あるわけねーのに

でも何か似てんだよ

なぁ……二人とも……。