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不思議な声 ページ36
ドオオオォォォォン
竜巻のように氷や吹雪が
絡み合い まるで俺を狙うように
向かってきた竜巻は
見事に俺に会心の一撃を与えた
“……っ！……違う……違うのだ
我は……我は…っ“
俺が地面に背をついたとき
不意に“あの声“が聞こえた
必死に……何かを求めるような声が
***
ﾌﾞｵｵｫｫｫ
『って』
「大丈夫かA」
『あぁ、……(全然大丈夫じゃない)』
俺の傷を癒すため
一度近くで休憩をとることとなった
俺を襲った未知の力
傷の治りが遅い
あれは……一体
そして あの声も
小隊のメンバーに聞いても
誰も“あの声“は聞こえていなかったらしい
とうとう幻聴が聞こえ出したか←
無理もない
疲れているからだ←(一ヶ月の休息有り)
『こんなもんかな……』
俺はそう呟くと ベストを着なおした
色気が無くなっちまった←
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名：堕天使マリア★ | 作成日時：2016年4月16日 12時
