びゃっ※少し下ネタあり? ページ40
視点無し
手「いや…僕は…」
遊「君はこっち側だと思ってたよ…」
鬼の形相で怒りに肩を震わせながら、手術岾の肩を両手で掴む遊摺部。手術岾にとってはただの理不尽だが。
先程から「そーゆう」とか「こっち側」などの抽象的な言葉が交わされる中、全く話についてきていない者がいる。槐Aだ。
槐『そーゆう…?こっち側…?みんな何の話を…』
なんだか可哀想だが仕方ない。世間では知らない方が良いこともあるんだ(?)
無「ダメだ。男女は分かれてもらう」
漣「じゃあ誰がこいつの面倒見んだよ」
一「なんだよ面倒見るって」
槐『確かに俺も気になる…!』
……2人はおそらく聞いてしまったことを後悔しただろう。
Aは×××の部分は分からないだろうが、流石に異常だということは分かった。
槐『そ、それって…す、ごいね…はは…』
一「こっわ」
……
槐『はっ!つまり漣と手術岾は【お付き合い】なるものをしてるってことか…!?』
大声で言うのは本人たちに失礼だろうかと謎の配慮によって、Aは一ノ瀬の耳元でこっそり聞いた。
が、Aの思わぬ発言に、一ノ瀬は奇声を発してしまった。
一「ビャッっっ!?ばっっ!」
槐『ここで遊摺部から得た知識が役に立つとは…ふふん、どうだ?俺の名推理は…!』
一ノ瀬はてっきりAが箱入りのぼっちゃんで、男女のあれこれなど知らないだろう、とたかを括っていたのだ。
予想は半分当たっていると言える。しかしAは知っていたのだ。なぜなら遊摺部という名の変態拗らせ童○に教えてもらったからだ!(第8話参照)
一「さ、さぁな、そうかもな…って!そう言われたらなんか羨ましいとゆーか、ムカつくな…」
一ノ瀬は…逃げた。さっきの耳元で呟かれた声がまだ頭に残っていることを紛らわせるように。
遊「ほぅ、気が合いますな」
一「お前調子に乗んなよ?」
手「え…?」
遊「で?どこまでいったんだ?」
バン
一ノ瀬に答えをはぐらかされて少しむっとしていたAも、急に机を叩く音がして驚く。
矢「男と女が同じ部屋で暮らしていいわけねぇだろ!」
【【【こいつがまともなこと言うんだ】】】
矢「そーゆうのは
一「汚い言葉で常識語ってる」
槐『うんうん、そういうのは深く愛し合ってからだよな!』
【【【深く…愛し合う…!?!?!?】】】
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みこ(プロフ) - 月兎さん» コメント嬉しいです!原作を知るきっかけの一助ができたのなら良かったです!また少しずつ更新していきたい所存です! (2023年2月21日 2時) (レス) id: 5de5538111 (このIDを非表示/違反報告)
月兎(プロフ) - この小説がきっかけで原作を読み始め、見事にハマりました!素敵な作品をありがとうございます!これからも更新楽しみにしてます...! (2023年2月17日 17時) (レス) id: d1823f8608 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ドリコク鳥さん» コメントありがとうございます!手探りのため少しずつ書式が変わっていってますが、読みやすいと言って頂けてとっても嬉しいです…!これからも楽しんでもらえれば幸いです!! (2023年1月27日 21時) (レス) id: 5de5538111 (このIDを非表示/違反報告)
ドリコク鳥(プロフ) - 好みブッ刺さりました…!男主君の性格が大好きです!文章もとっても読みやすくて…更新fightですッ! (2023年1月19日 11時) (レス) id: debadd0cbf (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 真白さん» っすぅ…。コメントありがとうございます!そう言ってもらえて大変嬉しいです!ニチャりながらの応援…どうぞこれからもお願いします! (2022年10月3日 0時) (レス) id: b46bf5c3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みこ | 作成日時:2022年9月3日 19時