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「きょーちゃん、」
「ただいまー！ねーねーきょーちゃん！俺さ、きょーちゃんに聞いてほしい曲があるんだ！」
更衣室から戻ってきた迅くんの元気な声が重い空気を突き破った。
ねーねー聞いて聞いて！ってきょーちゃんに飛びつく迅くん。わかったわかったって迅くんをなだめるきょーちゃんはいつも通りの笑顔でほっと胸をなで下ろした。
「Aちゃん、きょーちゃんもうちょっと借りるから先着替えてきていいよ！」
「じゃあお言葉に甘えて…ありがとう」
「はぁ」
更衣室に入ってひとりになると思わず出たため息。昨日から色々ありすぎて、なんか疲れた。いますぐベッドに飛び込みたい気分。
更衣室の鏡に映った自分の顔は疲れてます！って書いてあるみたいで、
「なんにも、かわいくない」
なんだか悲しくなって、無理矢理鏡から目を背けた。
着替えてホールに戻ると、ちょうどきょーちゃんが更衣室に行くところだった。
「A、先帰んないでね」
「うん」
私は本当に、ひとりじゃ何も出来ない。
でも別に
「ひとりでも、帰れるのに」
思わず口から出た言葉。
ハッとして周囲を見ると、きょーちゃんはもう居なかったし、迅くんには聞こえてなさそう。
「Aちゃん、MJ特製紅茶入れてあげる！」
「え、そんな、いいよ」
「いいからいいから、座って！」
もう暑いからアイスで良いよね！って、迅くんの勢いに押されてカウンターに腰掛ける。迅くんの入れる紅茶は特別に美味しい。いつもなら大喜びだけど、やっぱりちょっと疲れてるみたい。
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み(プロフ) - ささん» そんなに楽しみにしてくださっているなんて、うれしいです！期待に応えられるように頑張って書きます！ (2021年8月13日 22時) (
レス) id: b074cc1820 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - しおさん» お返事遅くなってすみません！コメントありがとうございます！だれとくっつくのか、楽しみにしていてくださるとうれしいですー！ (2021年8月13日 22時) (レス) id: b074cc1820 (このIDを非表示/違反報告)
さ - 続きがめちゃ気になって眠れなさそうです！笑雄大と幸せになってほしいです… (2021年8月12日 21時) (レス) id: 6ed2f3dd28 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - だれとくっつくのか続きがめっちゃ気になります。柾哉くん推しなので柾哉くんだったらうれしいです！ (2021年8月8日 11時) (レス) id: f904d21042 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あいみさん» 嬉しいです！ありがとうございます！がんばりますー！ (2021年8月5日 23時) (レス) id: b074cc1820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みお | 作成日時：2021年7月10日 1時
