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拓司side
和室に入ると光ちゃんは起き上がって辛そうに咳をしていた。
拓司「光ちゃん大丈夫?」
光「ゴホゴホゴホゴホ…すいません…ゴホゴホ…」
拓司「大丈夫。背中摩るよ?」
光「はい…。」
一応女性だから声をかけて背中を摩った。
少しずつ落ち着いて何とか止まった咳。
光「すいません…ありがとうございます…。」
拓司「気にしないの。熱、もう1回測ろうか。」
光「はい…。」
一旦光ちゃんを寝かせて近くに置いておいた体温計を渡した。
数分後鳴った体温計には39.5℃の表示。
拓司「お昼は食べた?」
光「具合悪くなって食べれてないです…。」
拓司「ゼリー買ってきたけど食べれない?」
光「ゼリーなら…。」
拓司「ん、そしたらゼリー持ってくるね。ゼリー食べたら解熱剤飲もうね。」
光「はい…。」
和室を出てキッチンへ。
颯「何かいりますか?」
拓司「あぁ。光ちゃん、まだお昼食べてないみたいでな。ゼリーなら食べれそうって事だから。」
颯「そうですか。」
拓司「お粥作ってるのか?」
颯「はい。」
拓司「夜は食べれそうならお粥食べさせような。」
颯「そうですね。」
冷蔵庫からゼリーを取り出して和室へ。
光ちゃんの身体を起こしてあげてゼリーの蓋を開けて渡した。
1個全部を食べてくれて解熱剤と頭痛薬を飲ませた。
光「すいません…ありがとうございます…。」
拓司「大丈夫。冷えピタ貼る?」
光「はい…。」
拓司「そしたら持って来るね。寝てていいからね。」
光「はい…。」
冷えピタ貼るだけだからもう寝ててもらっても大丈夫。
という事で光ちゃんに声をかけて和室を出た。
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亮 - はい!待ってます! (2019年7月2日 5時) (レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 亮さん» いいえ。パート3もお楽しみにお待ち下さい。 (2019年7月1日 21時) (レス) id: 7c3db636b7 (このIDを非表示/違反報告)
亮 - 公開してくれてありがとうございます! (2019年7月1日 19時) (レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
milk(プロフ) - 園川ひとみさん» いえいえ。これからもよろしくお願いします。 (2019年6月30日 20時) (レス) id: 7c3db636b7 (このIDを非表示/違反報告)
園川ひとみ(プロフ) - milkさん» そうなのですね!勘違いしててすいません(^_^;) (2019年6月30日 19時) (レス) id: 49938c1eaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:milk | 作成日時:2019年6月2日 21時