5 ページ40
颯side
俺の風邪は2日後には完治。
熱も無事に下がって今日から仕事にも復帰。
何だけど朝から少し気になる人が1人。
それは伊沢さん。
顔を真っ赤にしてぐったりしてる様に見えた。
本人は何でもないと言ってたけど心配だな。
風邪で寝込んでた2日間殆ど看病してくれてたもん。
俺の風邪が移ったんじゃ…。
今日は東大王の収録って言ってたから皆と一緒だよね。
だから任せよ。
颯「鶴ちゃん、伊沢さんなんだけど具合悪そうだから収録の時様子見てて。」
修功「OK。何かあったら連絡するから。」
颯「お願いね。」
俺はとりあえず鶴ちゃんに声をかけて仕事に向かった。
何も無い事を願うよ。
修功side
水上からお願いされたけど本当に伊沢さん、辛そうなんだよね。
俺も朝声をかけたけど何でもないって言われるし。
皆伊沢さんの事に気付いてるみたいだし運転は砂川に任せよう。
砂川の運転でテレビ局へ。
修功「伊沢さん、今日って全ステージ出場でしたっけ?」
拓司「違うよ…。」
修功「なら良かったですけど。本当に大丈夫ですか?」
拓司「大丈夫だって…。」
修功「無理だけは絶対にダメですよ?」
拓司「分かってる…。」
この時やっぱり止めておけば良かった。
あんな事が起きるなんて誰も予想してなかっただろうしな。
20人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さかな - めっちゃ良かったです! (2022年2月5日 13時) (レス) id: d9d432beaa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ