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修功side
最近忙しそうなかなか帰って来れてない水上。
そんなある日家にいると突然玄関が開いた。
今日は皆家にいて誰も外に行ってなかったから水上かなと思って玄関に行った。
玄関に行くと座り込んでいる水上。
声をかけると顔色が悪くて…。
大丈夫か?って聞いたら普段なら
「大丈夫」
って帰ってくるのに正直に答えてくれた。
そのままこっちに倒れて来て支えたら熱が伝わって来た。
これはやってしまったやつ。
とりあえずリビングまで支えてソファーに寝かせた。
伊沢さんと光ちゃんもこっちにやって来て今は水上が横になってるソファーを囲んでる所。
拓司「水上、とりあえず熱測れるか?」
颯「はい…。」
伊沢さんが体温計を持って来てくれて水上は熱を測ってる。
修功「診察は受けたの?」
颯「ん…。その場で先輩がしてくれたから…。」
修功「薬も貰ってるんだね?」
颯「うん…。風邪だって…。うぅ…。」
修功「どうした?」
颯「頭痛い…。」
拓司「寒気する?しなさそうだったら冷やそう。」
颯「まだちょっと寒気はあります…。」
拓司「そしたらまだ冷やすのは辞めようか。」
颯「はい…。」
体温計が鳴って水上が取り出した。
それを本人は見もせず体温計を渡してきた。
確認すると38.7℃。
寒気を訴えてるって事はまだ上がるって事だよね?
修功「水上、体温は聞きたくないんだよね?」
颯「ん…。」
修功「今でも結構高いけどまだ上がりそうだよ。」
颯「39℃超えそう…?」
修功「多分。」
颯「一応解熱剤出してもらってるから後で飲む…。」
修功「分かった。」
辛そうに目の上に腕を乗せてるのを見ると変わってやりたいって思う。
働きすぎなんだよ。
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さかな - めっちゃ良かったです! (2022年2月5日 13時) (レス) id: d9d432beaa (このIDを非表示/違反報告)
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