QuizKnock 体調不良短編集～５～ (ページ45)

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拓司side

あれから仕事を終わらせ川上と須貝さんと家に帰ってきた。

熱は上がる事はなかったがまだ怠そう。

微熱って１番怠いんだよね。

もう１回熱だけ測っておこうかな。

拓司「須貝さん、体温計取ってきますね。ソファーに横になっててください。」

駿貴「ん…。」

リビングの救急箱から体温計を取り出し須貝さんの元へ。

体温計を渡すと素直に熱を測ってくれた。

数分後鳴った体温計は37.2℃の表示。

拓司「さっきよりは下がってますけどまだ微妙にありますね。」

拓朗「和室に布団敷いてきましたよ。」

拓司「川上、ありがとう。須貝さん、行けますか？」

駿貴「あぁ…。」

足を骨折してるから元気だったら松葉杖でいいんだけど微熱もあるし使わせるのは怖いから俺と川上で支えて和室に連れて行く。

拓朗「熱が下がっても骨折が治るまではここにいますよね？必要そうな物部屋から取っときますよ？」

駿貴「お願いしていい…？」

拓朗「はい。」

川上は和室を出て須貝さんの部屋へ。

服や学校に必要な荷物、パソコン等を持って戻って来た。

拓朗「熱が下がってからだったらパソコンを触るのはOKですからね。」

駿貴「ありがとう…。」

拓司「骨折が治るまではオフィスに来ずに家で仕事して下さい。」

駿貴「ありがとう…。そうする…。」

須貝さんは怠さもあって眠ってしまった。

時々様子を見に来る位で大丈夫かな。

早く、怪我が治るといいですね。