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拓朗side
はぁ…強がったのに結局倒れてしまったよ…。
しかも声を掛けてくれた伊沢さんの前で…。
伊沢さんによって俺はさっきまで座っていたソファーに寝かされた…。
拓司「体温計持ってきたから熱測って。」
拓朗「はい…。」
体温計を渡されて熱を測ると38.8℃と朝測った時より上がってしまっている…。
拓司「はぁ…朝からだよね?具合悪いの。」
拓朗「はい…。」
拓司「皆気付いてるからね。何で朝の時点で言わないの。」
拓朗「今日の動画…自分が企画した動画だったからどうしてもしたくて…。」
拓司「そう思って撮影が終わるまでは声を掛けなかったの。終わった後に声を掛けた時に正直に言え。」
拓朗「はい…。」
拓司「もう辛いんでしょ?とりあえず今日はこれで仕事も終わりだし病院に行こうな。他のメンバーにも伝えて来るから休んでな。」
拓朗「はい…。」
伊沢さんが撮影部屋を出て皆がいるであろう執務室に行き事情を話してくれてるのだろう…。
数分後には福良さんを連れて戻って来た…。
拳「川上、大丈夫か?」
拓朗「すいません…。」
拳「皆忙しいみたいだから俺が病院に連れて行くから。」
拓朗「はい…。」
どうやら福良さんが病院に連れて行ってくれるみたい…。
福良さんも編集とかあるだろうに申し訳ないな…。
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