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第十四話�� ページ43
舜太「や、やりすぎたんちゃう？」
太智「い、いや大丈夫だろ…？魔王名乗ってたんだぜ？」
琉弥「ぜ、全然動かなくなったけど…」
柔太朗「お、俺は知らないぞ…」
ハヤト？「勇者…、憎イ…、オノレ…、コノ体ハ、モウ使エナイ…」
すると倒れているハヤトの体から不気味な声が聞こえだした。
やがてその体から黒い煙が吹き出し、徐々に空中に形を成していく。
琉弥「な、何だこれ…？！」
舜太「なんか、怖い…」
そして、その煙は悍ましい顔の形になっていき、しゃべりだした。
？？？「勇者ドモ、覚エテイロ。コノママデ済ムト思ウナ」
しかし、その煙はすうっと薄くなって消えていく。
仁人「待て！！」
やがて煙は跡形もなく消え去った。
仁人「くそ、逃がしたか…」
ハヤト「うっ…」
舜太「あ！動いた！」
太智「良かった〜！」
琉弥「良かったの？また襲ってくるかも！」
柔太朗「皆、下がってろ！」
ハヤト「あ、あれ…？ここ、どこだ…？っていうかお前ら誰だ？！」
仁人「やはり、操られていたのか…」
ハヤト「あ！！それ、俺と同じ牛乳瓶！」
仁人「ということはやはり君は…」
ハヤト「何だよ、お前らも勇者だったのか！俺も勇者なんだよ！名前は勇斗っていうんだ！」
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年7月15日 20時
