今日:12 hit、昨日:18 hit、合計:277,214 hit
小｜中｜大
6 ページ6
「んなこと言って、恋人もいねー奴。説得力ねーから」
「言えてるー(笑)」
皆の笑い声が聞こえる。
「あんた、モテるんだからさ、とりあえず付き合ってみればいいのに」
そうだ
いつだって君は
誰かに好かれていて
恋人の一人や二人………
それなのに
その気配が全くないことも魅力だった。
俺も祝福の輪の中に入ろうと
扉を開けようとして再び止まる
「じゃあ、アイツなんかどうよー！？」
……………
「アイドルとの恋！？」
酔っ払った奴らが
俺の名前を出して悪ふざけを始めた
……………
祈るような気持ちで
君の言葉を待つ
「ステキだけど…………現実的じゃないよね……」
その日俺は
初めて飲み会を欠席した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 381人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遥
| 作成日時：2013年9月11日 13時
