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制服も見たし、学生証もここにある。
そこへ行けば、お前に会える。
だけど
回りから騒がれでもしたら……
あれこれ考えた数日間
気がつくと、お前の事ばかり考えていた
別にどうこうしようってわけじゃなく
あっという間に走り去ったお前が
本当はケガしてたんじゃないか、とか
パスケースなくして困ってんじゃないか、とか………
あとから考えれば
そんなのは言い訳で
俺はすでに
お前のことが気になって仕方なかったんだと思う。
とにかくどうにかして再会しようと試案して
ある夜
走らせた車の信号待ち
角のビルの2階の窓に
お前を見つけた。
○○予備校
窓に大きく描かれた文字の隙間から
真剣な眼差しで講義を受けるお前に
その美しさに
心を奪われていた
信号の色が変わって
後続の車にクラクションを鳴らされるまで.....
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作者名：遥
| 作成日時：2013年9月11日 13時
